英国の成功者が語る【ホルモン】の使い方
あなたは、成功者のホルモンの使い方をご存じですか?
鍼灸師のあなたなら、体の状態にホルモンが影響することはご存じだと思います。
しかし、ホルモンは今の体の状態だけでなく、未来にも影響することが分かっています。
ドーパミンの重要性と危険性
特にドーパミンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、私たちが何かを達成した時や、楽しいと感じた時に分泌されます。しかし、このホルモンの使い方を間違えると、逆に私たちを後戻りできない最悪の状態に陥れる要因ともなります。
24歳で資産74億円を稼ぎ出した英国のインフルエンサー、イマン・ガジもホルモンの使い方、特にドーパミンの分泌の重要性について語っています。
私たちは日常生活の中で、簡単にドーパミンを得られる誘惑に囲まれています。スマホ、SNS、ゲーム、ジャンクフードなど。
これらは大量のドーパミンが一気に分泌される上に、手軽に快楽を得られるため依存しやすくなります。
依存すると、簡単に質の悪いドーパミンが分泌されてしまうため、結果として努力する力が削がれていきます。
特にお金と交換で得られるドーパミンは、一気に大量に分泌される上に、お金という手段で簡単に手に入ってしまうので、依存症のリスクが一気に高くなります。
怖い話をお伝えすると、SNSなどで誹謗中傷を書き込む人のセグメントを調査した結果、40~50代の男性が多い、ということが分かっています。
努力せずに手に入る質の悪いドーパミンに支配された結果、何も持たない中年のアンノウンが他人の成功を妬み攻撃している、という説が一時期ネットに流れていました。
真偽のほどは分からないですが、質の悪いドーパミンに支配されることで、時間とお金を簡単に失っていくことはあなたにも想像できると思います。
そんなみやざき自身も、かつてSNSに深くはまり込み、毎日数時間を浪費した経験があります。最初は友達や知人との交流が楽しくて、ちょっとした合間にチェックする程度でした。
しかし次第に、投稿やコメントの反応が気になり、通知が鳴るたびにスマホを手に取るようになりました。気がつけば、夜更けまでスマホを見続け、朝方3時頃までSNSに没頭していることもありました。
奥さんには、スマホばかり見て、と注意され、関係が険悪になっても気になってやめられない。
本来ならば家族や仕事や趣味に充てるべき時間を無駄にして、仕事や家族との時間を…失うそんな悪循環。
でも、やめられない。
こんな状態で、重要なタスクやルーティンがこなせるわけがないですよね。
では、どのような行動が低品質なドーパミン分泌を引き起こすのか?
具体的には、ドラッグ関係(アルコール、タバコ、危険な薬物)、ギャンブル、ジャンクフード、ポルノなどが挙げられます。これらは簡単に手に入るため、依存のリスクがかなり高いため、お金も時間も失います。
また、近年ではスマホやショート動画、スマホゲームも低品質なドーパミンを大量に分泌します。
質の悪いドーパミンが分泌され続けると、どのような状態になるのか?
ドーパミンは本来、生き残るための行動に対して、それを達成したときに分泌されるため、報酬系と呼ばれることはご存じだと思います。
つまり、太古の昔であれば、狩りをしたり、戦いに勝ったり、異性と出会ったりしたときに分泌されるものだったので、ある程度大変な思いをしないと分泌されないわけです。
これが分泌されることで、生き残ったり種を保存するための次の行動を起こすきっかけとなるわけです。
それが努力をせずに得られたらどうなるのか?
ドーパミンが簡単に分泌されることを脳が覚えてしまうと、努力ができなくなり、質の悪いドーパミン分泌に逃げてしまい、その結果、お金だけでなく、もっと貴重な時間を失うことになります。
さらに、努力する代わりに簡単に得られるものに逃げることで、脳は「努力しなくても簡単に気持ちよくなれる」と判断し、努力しなくなります。
実際、ポルノやギャンブルなどの中毒者の脳を検査すると、正常でない状態に変化してしまうことがわかっているそうです。
それに加えて、うつ病の発症リスクも高まることがわかっています。
質の悪いドーパミンは一時的な快楽をもたらすだけで、長期的にはリスクしかありません。
では、成功者はどうか?
反対に成功者たちは質の高いドーパミンを得る方法を知っています。
努力を続けることや成果を出すことでドーパミンを獲得します。そして、さらに努力を続け成果を上げドーパミンを獲得し続ける。そんな黄金のループの中に居続けています。
ドーパミンコントロールが長期的な努力と成長を支えることを知っているからです。
人間は良い行動や努力でのドーパミンを分泌し続ければ、良い行動や努力に依存するようになります。
それによって習慣化され、爆発的に成長するポジティブループを作ることができます。
このポジティブループさえできてしまえば、努力しなくても自動的に成長できる仕組みが手に入ります。
僕自身この数年、他の人から見たら『なぜそんなことまでするの?』と思われるような習慣を続けていますが(自覚はないですが)、それによってドーパミンの分泌を感じますし、その状態で仕事をするときのパフォーマンスの高さが快感なので、よりその状態を維持したくなっています。
パフォーマンスの成長スピードは、ドーパミンなどのホルモン分泌を意識するようになってから爆発的に上がったと言い切れます。
では、どうすれば高品質なドーパミンを得ることができるのか?
なーんだ、そんなことか的な、あなたの心の声が今から聞こえます。
答えは【正しい努力と習慣】です。
例えば、筋トレをするとドーパミンが出ることが分かっています。
さらには筋トレによって、脳のパフォーマンス(記憶力や思考のスピード)が改善することもわかっています。
他にもファスティングによって、ドーパミンざ分泌されることがわかっています。
僕は毎朝に冷水シャワーを浴びていますが、これもドーパミンの分泌のためです。
また、目標を設定し、それを達成すること。1日、1週間、1か月の目標を設定して、それを達成するための行動にフォーカスする。それによって目標達成すればドーパミンが分泌されます。
こういう正しい努力と習慣によって得られるドーパミンは、パフォーマンスに影響し素晴らしい結果をもたらしてくれる可能性が格段に上がります。
そういう意味で、好きなことを仕事にする、みたいなことは、それをやっているだけでドーパミンが分泌するので、ある意味で正しいです。
ドーパミンが出続ける上に、大量行動ができるので、どんどん改善していくからです。
そうはいっても、開業してからの仕事が好きなことばかりじゃない、治療は好きだけどマーケティングや経営は好きではない、って人も多いと思いますので、最後に具体的にどうしたらドーパミンをうまくコントロールできるか?についてまとめます。
ドーパミンコントロールの具体的方法
1,スマホから離れる
まず最初に実行すべきことは、スマホから離れることです。スマホは便利なツールである一方で、簡単にドーパミンを得られる要因が多く含まれています。SNSやスマホゲームは特に依存性が高く、時間を浪費します。また、そうなるように天才たちによって設計されています。あなたから時間を奪うことで、あなたの時間をお金に換える、そればスマホの原理です。
そのため、スマホを使う時間を制限しましょう。。
集中したい時間帯はスマホを別の部屋に置いたり、機内モードに設定したりして、通知が入らないようにします。これにより、注意が逸れるのを防ぎます。また、スマホの設定でアプリごとの使用時間を制限し、一定時間以上使わないようにするのも効果的です。
さらに、週末や休暇中に、完全にスマホを使わない日を設ける。
これにより、デジタル依存から解放され、リフレッシュできます。もしこれらの方法が難しい場合、最悪でもゲームやSNSアプリのないスマホを使用することを検討してください。これにより、不要な通知や誘惑を減らし、集中力を高めることができます。スマホから離れることで、質の高いドーパミンを得るための環境を整えることができます。
2,意識的な筋トレを習慣にする
次に、意識的に筋トレを習慣にすることです。筋トレは、身体を鍛えるだけでなく、脳に高品質のドーパミンを分泌させる効果があります。ドーパミンは、運動中および運動後に分泌され、達成感や満足感をもたらします。これにより、持続的なモチベーションとポジティブなフィードバックループが生まれます。
また、毎日同じ時間に筋トレを行うことで、習慣化しやすくなります。例えば、朝起きてすぐや仕事帰りの時間など、自分の生活リズムに合わせて取り入れてみましょう。
さらに、トレーニングの記録をつけることで、自分の進歩を視覚化できます。これは、モチベーションを維持するために非常に有効です。スマホアプリや手書きのノートなど、自分に合った方法で記録を続けましょう。筋トレを習慣にすることで、身体の健康だけでなく、精神的な健康も向上します。
3,自分に才能がないと思うものを見極める
何かに挑戦してみて、それが自分に合わないと感じたら無理に続ける必要はありません。才能がないと感じることに時間を浪費するよりも、自分の得意な分野や興味のある分野に注力する方が、ドーパミンが分泌されやすいからです。
逆に自分に合わないことを無理に続けることで、モチベーションが下がり、結果として低品質なドーパミンに依存するリスクが高まります。
インスタ毎日更新するって決めたけど…なに書けばいいかわからないからインスタを眺めてしまった…そんな経験ありませんか?才能がないものは速めに切り上げる方がいいです。
ただし、その場合は最低でもトータルで100時間は触ってみるようにしてください。最初は使い方ややり方が分かってないだけ、ということも多いからです。それでも100時間を突破するとやり方に慣れて、好きになることがあります。それでもダメならさっさとあきらめてOKです。
4,好きなことと結びつける
これは例えば、それ自体は好きではなくても、それをやることで得られる結果や成果に目を向けて結びつける。好きなことと関連付けることで、モチベーションが上がり、努力を続けやすくなります。
具体的には、「この作業をすることで、自分が好きな○○ができるようになる」といった目標を設定し、その目標に向かって努力する感じてすね。
要するにご褒美です。
そんなに大きなものである必要はありません。
筋トレのあとに美味しいプロテインシェイクを飲む、程度のもの。
また、好きなことと結びつけることで、その作業自体が楽しいものになることがあります。目標を明確にし、そのためにやっている、と脳に言い聞かせることで、ドーパミンを得やすくなります。
5,ひとつにフォーカスする時間を確保する
最後は、【これだけ】にフォーカスする時間を確保することです。具体的には、1~3年くらい、それだけに集中する。1年間、本気で一つのことに集中することで、その分野での成果を大きく向上させることができます。集中して取り組むことでスキルが磨かれ、結果としてそれをやることで高品質なドーパミンが得やすい脳になっていきます。この期間中は、他の誘惑や分散する要因をできるだけ排除し、自分の目標に向かって全力を尽くします。集中して自己成長を促進し、大きな成果を得られれば、高品質なドーパミンが分泌され、それ自体が快感になれば、より大きな成果に繋がります。
まとめ
ということで…
ドーパミンの分泌を意識的にコントロールすることで、パフォーマンスは劇的に変化します。パフォーマンスさえ高い位置を維持できれば、結果は必ずついてきます。
高品質なドーパミンを分泌し、簡単な快楽に逃げず、持続的な成長を目指して行動すれば、難しいと思っていたことが簡単に達成できるようになります。
それなのであなたも、今日から質の高いドーパミンを意識して行動してみませんか?
売上100万200万くらい簡単に手に入るようになりますよ。