【鍼灸院の集客】初回体験料金の設定で失敗しない!成約率60%を達成する価格戦略

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こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。初回体験料金の設定で悩んでいませんか?🤔

「安くしすぎて安さ目当ての患者ばかり来る」「高くしたら予約が入らなくなった」「競合の真似をしているだけで自信が持てない」そんな声をよく聞きます。

実は、初回料金の設定ミスは、集客できても売上につながらない最大の原因なんです。

このブログを読めば、あなたの鍼灸院に最適な初回体験料金が明確になり、成約率60%を達成するための具体的な価格戦略が手に入ります。

さらに、初回来院から継続契約までスムーズに導く料金設計の黄金比率もお伝えします。

明日からすぐに実践できる内容なので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

目次

初回体験料金の設定で失敗する3つの原因

安すぎる料金設定が招く悪循環

初回500円、1000円といった格安料金を設定していませんか?

実はこれ、集客できても売上につながらない典型的な失敗パターンなんです。

安さ目当ての患者さんは、「安いから試してみよう」という軽い気持ちで来院します。

でも、本気で症状を改善したいわけではないので、継続契約にはつながりにくいんです。

さらに問題なのは、低価格に慣れた患者さんは通常料金を見て「高い!」と感じてしまうこと。

初回1000円で来た方に「次回から8000円です」と伝えても、心理的ハードルが高すぎて離脱してしまいます。

採算も合わないので、広告費をかけても赤字になってしまうケースも多いんです😅

さらに「安い=質が低い」というブランドイメージがついてしまうリスクもあります。

高すぎる料金設定で問い合わせが激減

逆に、初回から高額料金を設定するのも危険です。

「技術に自信があるから初回から8000円でいこう」と考える方もいますが、これだと問い合わせ自体が入りません。

患者さんは初めての鍼灸院に対して不安を抱えています。

「本当に効果があるのか」「先生との相性は大丈夫か」「院の雰囲気はどうなのか」といった不安です。

この不安がある状態で高額料金を提示されると、「まずは様子を見よう」と他の院を探してしまうんです。

初回体験の目的は「信頼構築」であることを忘れてはいけません。

まだ信頼関係ができていない段階で、通常料金と同じ金額を求めるのはハードルが高すぎます。

競合の真似だけでは差別化できない

「近所の鍼灸院が初回3000円だから、うちも3000円にしよう」

こんな風に競合の料金をそのまま真似していませんか?

これは一見安全そうに見えますが、実は大きなリスクがあります。

自院の強みや提供価値を無視した価格設定になってしまうからです。

例えば、あなたの院が産後ケア専門で高度なカウンセリングを提供しているなら、一般的な鍼灸院と同じ料金である必要はありません。

逆に、開業したばかりで実績が少ない段階なら、競合よりも少し低めに設定して体験のハードルを下げる戦略もあります。

差別化ポイントが不明確なまま価格だけを真似すると、結局は価格競争に巻き込まれてしまいます。

AMGメンバーの事例をもとにした初回料金設定の重要性

初回料金を見直して成約率が2倍になった事例

AMGのある鍼灸院では、初回料金を2000円から4500円に変更しました。

「値上げしたら来院数が減るのでは?」という不安があったそうです。

でも結果は真逆でした!

確かに問い合わせ数は少し減りましたが、来院する患者さんの質が劇的に変わったんです。

安さ目当ての方が減り、「本気で症状を改善したい」という真剣な患者さんが増えました。

そして成約率が30%から60%に向上したんです。

つまり、来院数は若干減っても、継続契約する方の割合が2倍になったので、結果的に売上は大幅にアップしました。

この院長は「初回料金の見直しが、経営を安定させる転機になった」と話していました。

価格だけでなく価値提案で差をつけた成功例

別のAMGメンバーの鍼灸院では、初回料金は競合と同じ3500円に設定しました。

でも、ただ料金を合わせただけではありません。

初回体験に「症状分析レポート」という付加価値をつけたんです。

施術後に、患者さんの症状や身体の状態を図解入りでまとめたレポートを渡すようにしました。

これが大好評で、「こんなに丁寧に説明してもらえるなんて!」という声が続出。

料金は他の院と同じでも、提供する価値で圧倒的に選ばれるようになりました。

患者満足度も上がり、継続率も70%を超えるようになったそうです。

このように、価格設定と同時に「何を提供するか」を明確にすることが重要なんです。

成約率60%を達成する初回体験料金の黄金比率

通常料金との適切な価格差とは

初回料金は、通常料金の50~70%が理想的です。

例えば、通常料金が8000円なら、初回は4000~5600円に設定します。

この比率には理由があります。

50%以下だと「安すぎる」という印象を与え、価値が伝わりません。

逆に70%を超えると、初回体験のハードルが高くなってしまいます。

50~70%という範囲なら、「お試ししやすい」けれど「安すぎない」という絶妙なバランスが保てます。

そして通常料金との差額が大きすぎないので、2回目以降も抵抗なく来院してもらえるんです。

心理的価格帯を理解する

価格設定には心理学的なテクニックがあります。

例えば、3000円よりも2980円の方が「安い」と感じられます。

これは「端数価格効果」と呼ばれる心理効果です。

また、地域の所得層によっても適正価格は変わります。

都心部と地方では、同じサービスでも適正価格が異なるんです。

さらに、顧客心理を活用した施術メニューの作り方でも解説していますが、価格は患者さんの購買行動に大きな影響を与えます。

「高すぎず安すぎず」の絶妙なラインを見つけることが、成約率を高める鍵になります。

ターゲット層がどのくらいの金額なら「お得」と感じるかを考えましょう。

初回料金に含めるべきサービス内容

初回料金には、以下の内容を含めるべきです。

カウンセリング時間の確保(最低30分)

患者さんの悩みをしっかり聞き、信頼関係を築く時間が必要です。

急いで施術に入ると「流れ作業」という印象を与えてしまいます。

施術内容の明確化

「初回だから手を抜く」は絶対にNGです。

通常施術と同等、あるいはそれ以上の価値を提供しましょう。

「初回体験でこのレベルなら、継続したらもっと良くなるはず」と思ってもらえることが大切です。

アフターフォローと次回提案の時間

施術後に、症状の説明や今後の改善プランを伝える時間も含めます。

ここで価値をしっかり伝えられるかが、継続契約の鍵になります。

初回料金に「何が含まれているか」を明確にすることで、患者さんは価値を実感しやすくなります。

初回体験料金を設定する5ステップ

ステップ1:自院の強みとターゲット層を明確化

まずは、自院の強みとターゲット層を明確にしましょう。

誰をターゲットにするかで、価格帯は大きく変わります。

例えば、産後ケア専門なら、ママ層がターゲットです。

美容鍼専門なら、30~40代の美容意識の高い女性がターゲットでしょう。

スポーツ障害に特化しているなら、アスリートや運動習慣のある方がターゲットになります。

ターゲット層の悩みと支払い能力を分析することで、適正価格が見えてきます。

差別化できる強みの見つけ方も参考にしながら、自院の独自性を明確にしましょう。

専門特化している場合は、高めの料金設定も可能です。

ステップ2:競合の初回料金をリサーチ

次に、地域内の鍼灸院や整体院の初回料金を調査します。

ホームページやSNS、ポータルサイトで情報を集めましょう。

ただし、料金だけでなく「どんなサービスが含まれているか」も必ずチェックしてください。

A院は初回3000円で30分のカウンセリング付き。

B院は初回5000円だけど60分の施術とレポート付き。

このように、料金だけ見ても比較になりません。

競合調査の完全ガイドで詳しく解説していますが、体系的な調査が重要です。

市場の相場感を把握した上で、自院のポジションを決めましょう。

ステップ3:提供価値から逆算した料金設定

競合調査が終わったら、自院が提供する価値を金額換算します。

施術時間、技術レベル、カウンセリング品質を考慮しましょう。

例えば、あなたが20年の臨床経験を持ち、専門的な知識があるなら、それは価値です。

初回に60分のカウンセリングと施術を提供するなら、それも価値です。

症状分析レポートやアフターフォローを含めるなら、さらに価値が高まります。

これらを総合的に判断して、「この内容なら〇〇円が適正」という金額を設定します。

同時に、原価や経費も考慮しましょう。

広告費を使って集客するなら、初回で赤字にならないラインも計算しておく必要があります。

ステップ4:初回体験の内容を具体的に設計

料金が決まったら、初回体験の内容を具体的に設計します。

何分のカウンセリングを行うのか。

どんな施術を提供するのか。

アフターフォローは何を含めるのか。

これらを明文化しておくことが重要です。

そして、通常施術との違いを明確にします。

あるいは「初回も通常と同じ内容を提供します」と強調するのも効果的です。

患者さんが「これで〇〇円は安い」と感じる設計にしましょう。

ホームページや予約サイトに、初回体験の内容を詳しく書くことで、成約率が上がります。

ステップ5:テストと検証で最適化

最初から完璧な料金設定はできません。

まずは仮の料金でスタートし、データを取りながら調整していきましょう。

1~2ヶ月ごとに、以下の指標をチェックします。

  • 初回来院数
  • 成約率(継続契約率)
  • 患者さんの反応やフィードバック
  • 広告費と売上のバランス

成約率が低ければ、料金が高すぎるか、提供価値が伝わっていない可能性があります。

逆に成約率が高すぎる(90%以上)なら、料金を上げる余地があるかもしれません。

問い合わせが少なければ、料金設定や見せ方を見直す必要があります。

PDCAサイクルを回しながら、最適な料金を見つけていきましょう。

初回体験から継続契約につなげる価値の伝え方

価格ではなく価値で選ばれる提案トーク

初回料金を伝える際、「初回〇〇円です」とだけ言っていませんか?

これでは価値が伝わりません。

「初回4500円で、60分の丁寧なカウンセリングと施術、そして症状改善のための個別プランをご提案します」

このように、料金と一緒に「何が得られるか」を伝えましょう。

ベネフィット訴求が重要です。

「肩こりが楽になる」ではなく、「デスクワークに集中できるようになる」。

「腰痛が改善する」ではなく、「子どもを抱っこするのが楽になる」。

患者さんの悩みに寄り添った価値提案をすることで、価格への抵抗感が減ります。

自費診療への移行率を高める施術説明のポイントも参考にしながら、価値を最大限に伝えましょう。

初回カウンセリングでの信頼構築法

初回体験は「信頼貯金」を作る場です。

ここで信頼関係を築けるかが、継続契約の鍵になります。

まず、患者さんの話をしっかり聞く姿勢を見せましょう。

「それは大変でしたね」「よく我慢されましたね」といった共感の言葉が大切です。

そして、専門知識を分かりやすく伝える技術も重要です。

「経絡」「気滞」といった専門用語をそのまま使うのではなく、「体のエネルギーの通り道」「流れが滞っている状態」と言い換えましょう。

初回来院からリピーターに変える接客術のコツカウンセリング満足度を高める5つの質問技法でも詳しく解説しています。

「この先生は私の悩みを本当に理解してくれている」と感じてもらうことが目標です。

施術後のクロージングテクニック

施術が終わった後が、最も重要なタイミングです。

ここで継続契約への提案を自然に行いましょう。

まず、施術の効果を確認します。

「さっきより楽になりましたか?」「動かしやすくなりましたか?」

患者さんが効果を実感している状態で、次の提案をします。

「今日の施術で一時的に楽になりましたが、根本改善には継続が必要です」

「週1回のペースで5回ほど施術すると、8割の方が日常生活の不便がなくなります」

このように、具体的な回数と期待できる効果を伝えましょう。

そして、回数券やコースメニューを提案します。

単価アップにつながる施術メニューの組み合わせ提案テクニック回数券販売術!患者心理を活用した提案で売上を安定化させる方法も参考にしてください。

押し売りにならないよう、あくまで患者さんの利益を考えた提案を心がけましょう。

さらに詳しい料金設定の成功事例や、継続契約率を高めるノウハウを知りたい方は、AMG公式LINEで無料配信中です。実践的なアドバイスが受けられますよ!

初回料金設定後の検証と改善サイクル

成約率を測定する方法

料金設定後は、必ずデータを取って検証しましょう。

まず、初回来院数と継続契約数を記録します。

例えば、1ヶ月で初回来院が10人いて、そのうち6人が継続契約したら、成約率は60%です。

計算式は「継続契約数 ÷ 初回来院数 × 100」です。

この成約率を毎月記録していきましょう。

目標値は50~70%が理想的です。

30%以下なら、料金設定か提供価値に問題がある可能性があります。

80%以上なら、料金を上げる余地があるかもしれません。

データに基づいた経営判断をすることで、感覚ではなく事実に基づいた改善ができます。

料金設定の改善ポイント

成約率が低い場合は、以下の点を見直しましょう。

料金が高すぎる可能性

競合と比べて明らかに高い場合は、少し下げてみるのも手です。

ただし、単純に下げるのではなく、提供価値も一緒に見直します。

価値が伝わっていない可能性

料金は適正でも、その価値が伝わっていないケースも多いです。

ホームページの説明文や、カウンセリングでの伝え方を改善しましょう。

施術内容が期待に応えていない可能性

患者さんの期待値と実際の施術内容にギャップがあるかもしれません。

フィードバックをもらって、施術内容を見直すことも大切です。

逆に、問い合わせが少ない場合は、以下の対応策があります。

ホームページやSNSでの見せ方を工夫

初回料金の情報が見つけにくい、あるいは魅力が伝わっていない可能性があります。

初回特典を追加

症状分析レポートや、次回使える割引券など、特典を追加するのも効果的です。

PDCAサイクルを回して、継続的に最適化していきましょう。

まとめ:明日から実践できる初回体験料金の最適化

初回体験料金の設定は、鍼灸院経営の成功を左右する重要な要素です。

この記事でお伝えした内容をまとめます。

初回料金設定の重要ポイント

  • 安すぎると質の低い患者が集まり、継続につながらない
  • 高すぎると問い合わせ自体が減ってしまう
  • 競合の真似だけでは差別化できない
  • 通常料金の50~70%が黄金比率
  • 価格だけでなく「何が得られるか」を明確に伝える

5ステップで最適な料金を設定

  1. 自院の強みとターゲット層を明確化する
  2. 競合の初回料金とサービス内容をリサーチする
  3. 提供価値から逆算して料金を設定する
  4. 初回体験の内容を具体的に設計する
  5. データを取りながらテストと検証で最適化する

継続契約につなげる3つのコツ

  • 価格ではなく価値で選ばれる提案をする
  • 初回カウンセリングで信頼関係を築く
  • 施術後のクロージングで自然に提案する

初回料金の設定は、一度決めたら終わりではありません。

データを見ながら継続的に改善していくことが大切です。

まずは今の初回料金が適正かどうか、この記事の内容と照らし合わせてチェックしてみてください。

そして、必要なら明日から料金や提供内容を見直してみましょう!

あなたの鍼灸院に最適な初回料金が見つかれば、集客から継続契約までスムーズに流れるようになります。

成約率60%を目指して、一歩ずつ改善していきましょう🎯

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