【鍼灸院のリピート】施術後のアフターフォローLINE配信術!離脱を防ぐメッセージテンプレート5選

メイン画像: 鍼灸院のリピート率向上のための施術後LINEアフターフォロー配信術とメッセージテンプレート

こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。施術後に患者さんが戻ってこなくて、「あの人どうしてるかな…」って気になること、ありませんか?🤔

初回は来てくれたのに、その後連絡もなく音信不通。LINEでフォローしたいけど、何を送ればいいか分からない。押し売りっぽくなるのも怖いし、結局何もできずに患者さんが離れていく…そんな悩みを抱えていませんか?

このブログでは、施術後のアフターフォローLINE配信に特化した実践的なノウハウをお伝えします。5つのメッセージテンプレートと配信タイミングを理解すれば、患者さんの離脱を防ぎ、リピート率を大幅に向上させることができます。

実際にAMGメンバーの中には、この方法でリピート率が40%から75%に改善した例もあるんです。テンプレートを使えば5分程度でメッセージを作成できるので、忙しい経営者でも無理なく続けられますよ!

目次

施術後のフォローをしないと患者が離脱する3つの理由

痛みが和らぐと通院の優先度が下がる

施術直後って、患者さんは「楽になった!」って感じてくれますよね。

でも、その安心感が実は落とし穴なんです。

症状が改善すると「もう大丈夫かも」と判断されて、継続の必要性を理解していても日常に戻ると優先順位がどんどん下がっていきます。

仕事や家事に追われる中で、「痛くないから行かなくてもいいか」となってしまうんです。

さらに、フォローがないと「あの先生、私のこと忘れてるのかな」と感じて、心理的な距離が生まれてしまいます。

次回予約のタイミングを逃すと来院しづらくなる

施術室で次回予約を提案したときに断られると、その後がすごく難しくなります。

一度断ってしまうと、患者さん側も「自分から連絡しづらい」という心理が働くんです。

「あの時断ったのに、今さら予約取るって変かな…」って思われちゃう。

時間が経てば経つほど、この心理的ハードルはどんどん高くなります。

でも、LINEで適切なタイミングで声をかけると、「先生から連絡くれた!」となって、ハードルがグッと下がるんです。

初回来院からリピーターに変える接客術も参考にすると、施術室での対応も改善できますよ。

他の選択肢に流れてしまう

鍼灸院って、多くの人にとって「特別な時に行く場所」なんです。

日常的に通う場所という認識が弱いと、症状が出たときに「今回は整体に行ってみようかな」となってしまいます。

フォローがない期間が長いと、他の選択肢に流れる可能性が高まるんです。

逆に、定期的にLINEで接触していると「やっぱりあの先生に診てもらおう」という「かかりつけ」としての認識が強化されます。

顧客心理学では、接触頻度が記憶定着と信頼構築に大きく影響することが分かっています。

AMGメンバーの事例を元にしたLINE配信の効果

体系的なフォローでリピート率が75%に向上

AMGのある鍼灸院では、施術後のLINE配信を体系化したところ、驚くべき変化がありました。

配信前はリピート率が40%程度だったのが、導入後なんと75%まで向上したんです!

具体的には、施術当日、翌日、3日後、1週間後とタイミングを決めてメッセージを送るようにしただけ。

患者さんからは「気にかけてもらえて嬉しい」「安心して通える」という声が増えたそうです。

この鍼灸院の院長は「正直、最初は面倒だと思っていました。でも、システム化してみたら患者さんとの関係がすごく良くなって、経営も安定しました」と話してくれました。

LINE活用で予約率を倍増させる簡単テクニックでも、LINEの効果的な使い方を詳しく解説しています。

テンプレート化で作業時間が1/3に短縮

「毎回メッセージを考えるのが大変そう…」って思いますよね。

実は、テンプレート化することで作業時間が劇的に短縮できるんです。

あるAMGメンバーは、毎回ゼロから文章を考えていた時は1人あたり15分もかかっていました。

でも、テンプレートを活用するようになってから、5分程度で完了するようになったんです。

患者さんの名前や症状を差し込むだけで、個別感のあるメッセージが完成します。

空いた時間を施術や他の経営業務に充てられるようになって、全体の業務効率もアップしました。

2週間後のリエンゲージメントで離脱患者の30%が復帰

一度離れた患者さんって、もう戻ってこないと思っていませんか?

実は、適切なメッセージで再来院を促すことができるんです。

AMGのある鍼灸院では、2週間経っても予約が入らない患者さんに、気遣いのメッセージを送っています。

すると、離脱しかけた患者さんの約30%が復帰してくれたそうです!

患者さんからは「忘れられていなかったんだと嬉しかった」「ちょうど体調が気になっていたところでした」という反応があったとのこと。

このリエンゲージメントの仕組みは、顧客生涯価値(LTV)を高める上でとても重要です。

リピート率を高めるLINE配信の3つの基本原則

タイミングの最適化:施術効果と心理状態に合わせる

LINE配信で最も重要なのが、配信タイミングです。

患者さんの施術効果の変化と心理状態に合わせることで、効果が最大化されます。

施術当日(2~3時間後)
感謝を伝えて安心感を提供するタイミング。「今日はありがとうございました」という挨拶が重要です。

翌日~3日後
症状の変化が出始める時期。体調確認をすることで信頼関係が深まります。

1週間後
施術効果が落ち着き始める頃。次回来院の提案が自然に受け入れられやすいタイミングです。

2週間後
離脱防止の最後のチャンス。このタイミングでのメッセージが復帰のきっかけになります。

このように、カスタマージャーニーに沿った配信設計が効果的なんです。

施術後の会話術で継続率80%達成する方法も併せて実践すると、さらに効果が高まります。

内容の価値提供:売り込みではなく役立つ情報

「次回予約してください!」って一方的に送るのは逆効果です。

患者さんにとって価値のある情報を提供することが大切なんです。

例えば、セルフケアのアドバイスや症状に関する専門知識の提供。

「この先生は私のことを気にかけてくれている」と感じてもらうことが目的です。

具体的には以下のような内容が効果的:

  • 自宅でできる簡単なストレッチ方法
  • 症状を悪化させない生活習慣のポイント
  • 季節に合わせた体調管理のアドバイス
  • その患者さんの症状に特化した豆知識

売り込み感を出さずに、「また診てもらいたい」と思ってもらえる関係性を築くことが重要です。

個別化の実現:テンプレートをベースにカスタマイズ

テンプレートは便利ですが、完全に自動化すると冷たい印象になります。

ベースはテンプレートを使いつつも、必ず個別化の要素を入れましょう。

個別化のポイント:

  • 患者さんの名前を必ず入れる
  • 施術内容や症状に触れる
  • その日の会話の内容を少し入れる
  • 主訴に応じたアドバイスにする

例えば「〇〇さん、今日は肩の施術お疲れさまでした」ではなく、「〇〇さん、今日は右肩の可動域が改善されましたね。お仕事中も楽になると思います」という具合です。

パーソナライゼーションは、マーケティングにおいて開封率や反応率を大きく向上させることが知られています。

過度な自動化は避けて、人間味のあるメッセージを心がけましょう。

離脱を防ぐ5つのメッセージテンプレートと配信タイミング

テンプレート①:施術当日のお礼メッセージ(施術後2~3時間以内)

施術当日の配信は、「忘れられていない」という安心感を提供する最初のステップです。

基本構成:

  1. 挨拶と感謝
  2. 体調確認
  3. 次回予告

テンプレート例:

〇〇さん、本日はご来院いただきありがとうございました!

施術後のお体の調子はいかがでしょうか?

今日施術した△△(部位)は、明日以降さらに楽になっていくと思います。

もし気になることがあれば、いつでもご連絡くださいね。

また経過をお伺いさせていただきます😊

カスタマイズポイント:

  • 患者さんの名前を入れる
  • 施術した部位や症状を具体的に記載
  • その日の会話内容を少し盛り込む

このメッセージは、離脱率を約30%削減する効果があります。

2回目来院率90%達成!初回施術後に必ず伝えるべき3つの魔法フレーズでも、施術直後の対応について詳しく解説しています。

テンプレート②:翌日の体調確認メッセージ(施術翌日の午前中)

翌日の配信は、双方向コミュニケーションのきっかけ作りが目的です。

基本構成:

  1. 挨拶
  2. 症状の経過確認
  3. 簡単なアドバイス
  4. 返信しやすい雰囲気づくり

テンプレート例:

おはようございます、〇〇さん!

昨日施術した△△(部位)の調子はいかがですか?

施術直後より今朝の方が、さらに軽く感じられているかもしれません。

もし痛みや違和感があれば、無理せずお休みしてくださいね。

経過を教えていただけると嬉しいです🙂

カスタマイズポイント:

  • 時間帯は午前中が効果的
  • 症状の変化を予測して伝える
  • 返信しやすい質問形式にする

このメッセージには、約40%の患者さんから返信があります。

返信があった患者さんは、その後のリピート率が非常に高くなる傾向があるんです。

テンプレート③:3日後のセルフケアアドバイス(施術3日後)

3日後の配信は、専門性をアピールして信頼を構築するタイミングです。

基本構成:

  1. 挨拶
  2. 症状の経過予測
  3. セルフケア方法の提供
  4. 専門知識の共有

テンプレート例:

〇〇さん、こんにちは!

施術から3日経ちましたが、△△(症状)の調子はいかがですか?

この時期は体が回復モードに入っているので、より良い状態を保つために簡単なセルフケアをお伝えしますね。

【おすすめのセルフケア】
・朝起きた時に〇〇のストレッチ(10秒×3回)
・お風呂上がりに△△を温める
・□□の姿勢を意識する

これを続けると、施術効果が長持ちしますよ✨

何かご不明点があればお気軽にご連絡ください。

カスタマイズポイント:

  • 患者さんの症状に合ったセルフケアを提案
  • 専門用語は分かりやすく説明
  • 実践しやすい簡単な内容にする

このメッセージで「この先生は知識が豊富で信頼できる」という印象を強化できます。

テンプレート④:1週間後の次回予約提案(施術7日後)

1週間後は、次回来院を自然に提案できるベストタイミングです。

基本構成:

  1. 挨拶と経過確認
  2. 継続の重要性の説明
  3. 予約の提案(押し売り感なく)
  4. 選択肢の提示

テンプレート例:

〇〇さん、お疲れさまです!

前回の施術から1週間が経ちましたが、△△(部位)の調子はいかがでしょうか?

〇〇さんの症状は、この時期に継続して施術することで根本的な改善が期待できます。

もしご都合がよろしければ、来週あたりで次回のご予約はいかがでしょうか?

○月○日(○曜)の○時~○時で空きがございます。

もちろん、ご都合に合わせて調整いたしますので、お気軽にご相談くださいね😊

カスタマイズポイント:

  • 継続の必要性を医学的に説明
  • 具体的な日時を提示する
  • 「無理にとは言いませんが」という雰囲気を出す

押し売り感を出さずに、患者さんの体のことを考えた提案であることを伝えましょう。

施術後15分で実践できるLINEフォローアップ戦略でも、予約提案の効果的な方法を解説しています。

テンプレート⑤:2週間後のリエンゲージメント(施術14日後)

2週間後の配信は、離脱しかけた患者さんを呼び戻す最後のチャンスです。

基本構成:

  1. 挨拶と気遣い
  2. 特別な情報提供
  3. 来院のハードルを下げる工夫
  4. 柔軟な対応を示す

テンプレート例:

〇〇さん、こんにちは。お元気でしょうか?

前回から少しお時間が経ちましたが、△△(部位)の調子はその後いかがですか?

最近、季節の変わり目で体調を崩される方が増えています。

もし何か気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね。

ちょうど来週は予約に空きがありますので、ご都合がよろしければいつでもお待ちしております🙂

無理のない範囲で、お体のメンテナンスをしていきましょう。

カスタマイズポイント:

  • 責めるような表現は絶対に避ける
  • 季節や時期に合わせた情報提供
  • 「いつでも歓迎します」という温かい雰囲気

このメッセージで、約30%の患者さんが再来院してくれます。

「忘れられていなかった」という安心感が、復帰のきっかけになるんです。

テンプレートを個別化してさらに効果を高める方法

患者さんの主訴別カスタマイズ例

同じテンプレートでも、患者さんの症状に合わせてカスタマイズすることで効果が倍増します。

肩こり・首の痛みの場合:
「デスクワーク中の姿勢」「枕の高さ」などのアドバイスを盛り込む

腰痛の場合:
「椅子の座り方」「重い物の持ち方」などの日常動作に触れる

産後ケアの場合:
「抱っこの姿勢」「授乳時の体勢」など育児に関連した内容

スポーツ障害の場合:
「運動前のウォーミングアップ」「トレーニング後のケア」など競技に合わせた内容

このように、患者さんのライフスタイルや目的に合わせた内容にすることで、「自分のことを理解してくれている」と感じてもらえます。

マーケティングでいうセグメンテーションの考え方ですね。

リピート率を2倍にする施術後のフォローアップシステム構築法でも、患者別のアプローチについて詳しく解説しています。

反応に応じた段階的フォローアップ

患者さんの反応によって、次のアプローチを変えることが重要です。

返信がある患者さん:
積極的なコミュニケーションを継続。質問に丁寧に答えて、信頼関係をさらに深める。

既読スルーの患者さん:
読んではいるけど返信していない状態。次回は返信不要のメッセージにして、負担を減らす。

未読の患者さん:
メッセージを開いていない状態。配信時間を変えてみるか、内容を簡潔にする工夫が必要。

このように、反応率を指標として改善していくPDCAサイクルが大切なんです。

具体的には以下のような対応:

  • 返信率が高い時間帯を記録
  • 開封率が高いメッセージの特徴を分析
  • 反応が薄い患者さんには配信頻度を調整

データに基づいた改善を続けることで、システム全体の効果が高まります。

配信管理システムの構築

効率的にLINE配信を続けるには、管理システムが必要です。

スプレッドシートでの管理方法:

  • 患者さんの名前
  • 施術日
  • 主訴・症状
  • 配信予定日(当日、翌日、3日後、1週間後、2週間後)
  • 配信済みチェック
  • 反応の記録

このシートを見れば、誰にいつ何を送るべきかが一目で分かります。

テンプレートの保存方法:

LINEのノート機能やスマホのメモアプリに、5つのテンプレートを保存しておきましょう。

必要な部分だけ書き換えれば、5分で配信できます。

効果測定のポイント:

  • 月ごとのリピート率の推移
  • 配信に対する返信率
  • 配信タイミング別の予約率

これらを記録することで、自院に最適な配信方法が見えてきます。

業務効率化とパーソナライゼーションを両立させることが、長く続けるコツなんです。

まとめ:明日から実践できるLINE配信システムの構築

LINE配信で得られる3つの経営的メリット

施術後のLINE配信を体系化すると、以下の3つのメリットが得られます。

①リピート率の向上による売上安定化

リピート率が40%から75%に上がれば、月間の売上は大きく変わります。

新規集客に頼らず、既存患者さんからの売上で経営が安定するんです。

②患者さんとの信頼関係強化

定期的なフォローで「この先生は私のことを気にかけてくれている」と感じてもらえます。

信頼関係が深まれば、紹介も増えて口コミも良くなります。

③業務効率化による時間創出

テンプレート化で配信作業が5分で完了。

空いた時間を施術の質向上や新しいサービス開発に使えます。

この3つのメリットは、鍼灸院経営を大きく変える力があるんです。

今日から始める3ステップ

明日からすぐに実践できる3つのステップをお伝えします。

ステップ1:5つのテンプレートを自院用にカスタマイズ

このブログで紹介したテンプレートを、あなたの言葉でアレンジしてみてください。

自分らしい表現にすることで、患者さんにも伝わりやすくなります。

ステップ2:次回来院患者から配信を開始

いきなり全患者さんに送るのではなく、まずは次回来院する患者さんから始めましょう。

小さく始めて、徐々に拡大していくのがコツです。

ステップ3:反応を見ながら改善を重ねる

最初から完璧を目指す必要はありません。

患者さんの反応を見ながら、配信タイミングや内容を調整していきましょう。

継続することで、あなたの院に最適な配信システムが完成します。

次回予約率75%を達成する配信タイミングと文例も参考にして、さらにスキルアップしてくださいね。


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