【鍼灸院のリピート】施術終了後3分が勝負!次回予約を確定させるクロージングトーク術

こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。
「施術には満足してもらえたはずなのに、なぜかリピートしてくれない…」そんな経験ありませんか?🤔
実は、施術の腕がどれだけ良くても、リピート率が上がらない原因は「施術終了後の3分間」にあることが多いんです。
「また連絡します」と言われて、そのまま音沙汰なし。次回予約を勧めたいけど、押し売りっぽくなりそうで言い出せない。
そんなモヤモヤを抱えている方、きっと多いですよね。
このブログでは、施術終了後のたった3分間で次回予約を自然に確定させるクロージングトーク術をお伝えします。
「営業トークは苦手…」という方でも大丈夫!具体的なフレーズと3ステップの型をマスターすれば、押し売り感ゼロでリピート率を改善できますよ。
初回来院からリピーターに変える接客術のコツ5ステップも併せて参考にしてください。
目次
- 施術終了後に次回予約が取れない3つの原因
- なぜ「施術終了後3分」がリピート率を左右するのか
- 次回予約を確定させるクロージングトーク3ステップ
- 「予定が分からない」と言われたときの切り返しフレーズ集
- クロージングが苦手な人のためのマインドセット
- まとめ:明日から使えるクロージングトーク実践ポイント
施術終了後に次回予約が取れない3つの原因
「また連絡します」を真に受けてしまう
患者さんの「また連絡します」という言葉、実は社交辞令であることが多いんです。
帰り際に言うこの一言は、「今日はありがとうございました」と同じくらい軽い挨拶のようなもの。
本気で連絡するつもりがあっても、日常に戻ると忙しさに紛れて忘れてしまいます。
患者さん側も「きっかけ」がないと予約しづらいんですよね。だからこそ、その場で予約を取ることが大切なんです。
予約を勧めるタイミングを逃している
多くの鍼灸師が、会計時に「次回のご予約はいかがですか?」と聞いています。
でも実は、これではタイミングが遅いんです!
施術直後が、患者さんの満足度が最も高い「ゴールデンタイム」。体の変化を実感しているこの瞬間を逃してはいけません。
会計の準備をしながらだと、事務的な印象になってしまいます。施術終了直後、ベッドの横で話すのがベストタイミングです。
押し売りへの恐怖心がブレーキになっている
「しつこいと思われたくない」「嫌われたくない」という気持ち、よく分かります。
でも、ここで意外な事実をお伝えしますね。
実は、患者さんの多くは「提案してほしい」と思っているんです!
自分から「次はいつ来ればいいですか?」とは聞きにくいもの。専門家であるあなたから提案してもらえると、むしろ安心するんです。
予約を取らないまま帰すことは、患者さんの回復チャンスを奪っているかもしれません。
なぜ「施術終了後3分」がリピート率を左右するのか
患者満足度が最高潮の瞬間を活かす
施術直後は、患者さんが体の変化を最も実感している状態です。
「肩が軽くなった!」「腰の痛みが和らいだ!」という感覚が鮮明なこの瞬間。
人は感情が動いた時に行動を決める傾向があります。この「また来たい!」という気持ちが最も高まっている3分間を活かさない手はありません。
施術中の声かけで満足度アップ!患者との信頼関係構築法も参考にして、施術中から満足度を高めておきましょう。
時間経過による「先延ばし心理」の発生
帰宅後、患者さんは日常生活に戻ります。
仕事、家事、育児…やることは山ほど。鍼灸院への予約は、優先順位がどんどん下がっていきます。
「また今度」が「いつか」になり、「いつか」が「行かない」に変わる。これが自然な流れなんです。
だからこそ、その場で予約を取ることが重要。先延ばしにさせない仕組みを作りましょう。
AMGメンバーの事例を元にした3分クロージングの効果
AMGのある鍼灸院では、この「施術終了後3分クロージング」を徹底したところ、リピート率が大幅に向上しました。
以前は「また連絡しますね」で終わっていた患者さんが、その場で次回予約を入れてくれるように。
さらに嬉しいことに、患者さんからも「予約を取ってもらえて助かります」「忘れずに通えるようになった」という声が増えたそうです。
押し売りどころか、感謝されるんですよ!
AMG公式LINEでは、リピート率を改善した具体的なトークスクリプトを配信しています。
次回予約を確定させるクロージングトーク3ステップ
ステップ1:施術効果の確認で満足度を言語化させる
施術が終わったら、まずこう聞いてみましょう。
「今、お体の調子はいかがですか?」
この質問には重要な意味があります。患者さん自身に、変化を言葉にしてもらうんです。
「さっきより肩が軽いです」「腰の張りが取れました」
自分で言葉にすることで、施術効果をより強く実感できます。これが次のステップへの布石になります。
2回目来院率90%達成!初回施術後に必ず伝えるべき3つの魔法フレーズも参考にしてください。
カウンセリング満足度を高める5つの質問技法で、効果的な質問の仕方を学ぶのもおすすめです。
ステップ2:今後の見通しと施術計画を伝える
効果を確認したら、専門家としての見解を伝えます。
「〇〇の状態なので、△△のペースで通っていただくのがおすすめです」
例えばこんな感じです。
「今日で筋肉の緊張はかなり取れましたが、根本的な改善には継続が大切です。最初の1ヶ月は週1回のペースがおすすめですよ」
ポイントは「理由」をセットで伝えること。なぜそのペースが良いのか、患者さんが納得できる説明を心がけましょう。
施術後の声かけ革命!患者の心をつかむ魔法の会話テンプレート7選も併せてチェックしてみてください。
ステップ3:具体的な日程を提案して選んでもらう
ここが最大のポイントです!
「来週だと〇曜日と△曜日が空いていますが、どちらがご都合よろしいですか?」
「予約しますか?」ではなく「どちらにしますか?」と聞くのがコツ。
二択で提示することで、患者さんは「予約するかしないか」ではなく「どちらの日にするか」を考えます。
これだけで、予約率がグッと上がりますよ!
「予定が分からない」と言われたときの切り返しフレーズ集
仮予約という選択肢を提示する
「予定が分からないので…」と言われることもありますよね。
そんなときは、こう伝えてみてください。
「では、仮でお取りしておきますね。ご都合が悪くなったらご連絡いただければ大丈夫ですよ」
「仮予約」という言葉がポイント。患者さんの心理的ハードルをグッと下げてくれます。
「絶対に来なきゃいけない」というプレッシャーがなくなるので、気軽に予約してもらえるんです。
実際、仮予約からの確定率は意外と高いですよ。
期間の目安だけでも伝える
どうしても予約が取れない場合は、期間の目安だけでも伝えましょう。
「1週間〜10日後くらいを目安にお越しいただけると、今日の効果を維持しやすいですよ」
予約が取れなくても「次に来る理由」を残しておくことが大切です。
この一言があるかないかで、患者さんの行動が変わります。
LINEメッセージ配信で離脱率を半減!患者が通いたくなるフォローアップ設計法を参考に、フォローLINEにつなげる布石にもなりますね。
無理に押さずに信頼関係を優先する場面
もちろん、本当に予定が立たない患者さんもいます。
そんなときは、無理に押さないことも大切。信頼関係を優先しましょう。
ただし「ご都合が分かったらご連絡くださいね」だけで終わらせないこと!
「LINE登録していただければ、空き状況をお知らせできますよ」
こう伝えて、LINE登録への自然な誘導を心がけてください。
施術後のアフターフォローLINE配信術!離脱を防ぐメッセージテンプレート5選も参考になります。
クロージングが苦手な人のためのマインドセット
「売り込み」ではなく「健康を守る提案」と考える
クロージングが苦手な方に、ぜひ持っていただきたい考え方があります。
予約を取ることは、患者さんのためになる行為なんです。
症状を放置させることの方が、よっぽど不親切。あなたは専門家として、患者さんの健康を守る責任があります。
「売り込み」ではなく「健康を守るための提案」。このマインドに切り替えてみてください。
患者さんは「背中を押してほしい」と思っている
「次はいつ来ればいいですか?」と自分から聞ける患者さんは、実は少数派。
多くの人は、聞きたくても聞けないんです。
「こんなこと聞いていいのかな」「しつこいと思われないかな」
患者さん側も同じことを考えているんですよね😊
だからこそ、あなたから提案してあげることで、患者さんは安心できます。
「また来てくださいね」だけでは、背中を押したことになりません。具体的な日程を提案することが、本当の親切なんです。
小さな成功体験を積み重ねる
「いきなり全員にクロージングするのは無理…」という方へ。
大丈夫です!最初は1日1人から始めてみましょう。
今日来る患者さんのうち、1人だけにこの3ステップを試してみてください。
成功体験が自信になり、自信がマインドを変えます。慣れれば、自然にできるようになりますよ!
まとめ:明日から使えるクロージングトーク実践ポイント
施術終了後の3分間が、リピート率を大きく左右することがお分かりいただけたでしょうか?
最後に、明日から実践できるポイントをまとめます。
1. 施術終了後3分が勝負という意識を持つ
- 会計時ではなく、施術直後がベストタイミング
- 患者さんの満足度が最も高い瞬間を逃さない
2. クロージングトーク3ステップを実践
- ステップ1:「今、お体の調子はいかがですか?」で効果確認
- ステップ2:「〇〇の状態なので、△△のペースがおすすめです」で見通し説明
- ステップ3:「〇曜日と△曜日、どちらがいいですか?」で日程提案
3. 「予定が分からない」には仮予約で対応
- 「仮でお取りしておきますね」で心理的ハードルを下げる
- それでも難しければ、期間の目安だけでも伝える
4. 押し売りではなく、患者さんのための提案というマインド
- 予約を取ることは患者さんの健康を守る行為
- 背中を押してあげることが本当の親切
5. 明日の施術から1人ずつ試してみる
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 慣れれば自然にできるようになる
技術力があるのにリピート率が上がらないのは、本当にもったいないこと。
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明日の施術から、ぜひ1人ずつ試してみてください。応援しています!💪
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