【鍼灸院の開業】開業3ヶ月で月商50万!失敗しない施術メニュー設計の5原則

こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。開業準備で施術メニューをどう作ればいいか悩んでいませんか?🤔
「他院と同じようなメニューしか思い浮かばない」「価格設定が適正か分からない」「開業3ヶ月で月商50万なんて本当に可能?」そんな不安を抱える鍼灸師の方は本当に多いんです。
このブログでは、開業初期から安定した収益を生み出す施術メニュー設計の5原則を詳しく解説します。この方法を実践すれば、競合との差別化を図りながら、開業3ヶ月で月商50万を目指せるメニュー構成が作れるようになります。
メニュー設計で迷わず、自信を持って開業に臨みましょう!
目次
- 施術メニュー設計で失敗する鍼灸院の3つの共通点
- AMGメンバーの事例から見る成功するメニュー設計の重要性
- 月商50万を実現する施術メニュー設計5原則
- 各原則の具体的実践方法とテンプレート
- メニュー設計後の検証と改善サイクル
- まとめ:自信を持って開業できるメニュー設計術
施術メニュー設計で失敗する鍼灸院の3つの共通点
競合の真似だけで独自性がない
多くの鍼灸師が開業時に陥りがちなのが、近隣の鍼灸院のメニューをそのまま真似してしまうことです。
「肩こり・腰痛・膝痛」といった一般的な症状名だけのメニューでは、患者さんから見て「どこも同じ」という印象を与えてしまいます。
物件選びで失敗しない立地・家賃・設備の選定基準でも触れていますが、立地選びと同様に、メニュー設計でも独自性が成功の鍵になります。
価格設定の根拠が曖昧
「なんとなく相場に合わせて4000円」「安めに設定して3000円」といった感覚的な価格設定も大きな問題です。
価格は単なる数字ではなく、あなたの技術と価値を表現する重要な要素なんです。根拠のない価格設定では、継続的な収益確保が困難になります。
患者の継続利用を考えていない構成
単発の施術メニューしか用意していない院も少なくありません。
しかし、鍼灸院の経営安定には継続的な患者さんの来院が不可欠です。初回から継続利用への自然な流れを作るメニュー構成が必要になります。
AMGメンバーの事例から見る成功するメニュー設計の重要性
開業3ヶ月で月商50万達成の実例
AMGのあるメンバーは、今回ご紹介する5原則に基づいてメニューを設計し、開業3ヶ月で月商50万を達成されました。
そのメンバーが特に重視したのは、「症状改善」ではなく「理想の生活」を軸にしたメニュー構成でした。
例えば、「肩こり改善コース」ではなく「デスクワーク快適コース」として、働く女性の具体的な悩みに寄り添ったネーミングと内容にしたんです。
メニュー再構築で売上2倍になったケース
別のAMGメンバーは、開業1年後にメニューを全面的に見直しました。
従来の症状別メニューから、ライフスタイル別の3層構造に変更したところ、客単価が1.8倍、リピート率も30%向上し、結果的に売上が2倍になりました。
メニュー設計の重要性を実感できる事例ですね。
月商50万を実現する施術メニュー設計5原則
原則1:収益を安定させる3層メニュー構造
安定した収益を生み出すには、異なる価格帯の3層構造が効果的です。
基本層(3000-4000円)
- 初回体験や気軽に試せる価格帯
- 新規患者の入り口として機能
標準層(5000-7000円)
- メイン収益源となる価格帯
- 最も多くの患者に選ばれる設定
高付加価値層(8000-12000円)
- 特別な技術や時間をかけたメニュー
- 差別化と高収益を実現
この構造により、様々な患者ニーズに対応しながら、安定した収益基盤を作れます。
原則2:症状レベル別のターゲティング戦略
患者の症状段階に応じたメニュー構成が重要です。
急性症状対応(即効性重視)
- ぎっくり腰、寝違えなど
- 短期集中型のアプローチ
慢性症状改善(根本改善重視)
- 長年の肩こり、慢性腰痛など
- 継続的な施術プラン
予防・メンテナンス(健康維持重視)
- 月1-2回の定期ケア
- 長期的な関係構築
それぞれの段階で異なる価値を提供することで、患者満足度と収益性を両立できます。
原則3:リピート率を高める段階的プラン設計
継続利用を促進する段階的なプラン設計が欠かせません。
体験段階
- 初回限定価格での体験
- 院の雰囲気と技術を知ってもらう
改善段階
- 3-5回のコース設定
- 明確な改善目標の共有
維持段階
- 月会員制やメンテナンスプラン
- 長期的な健康サポート
顧客心理を活用した施術メニューの作り方で詳しく解説していますが、患者心理に沿った段階設計が重要です。
原則4:競合差別化ポイントの明確化
他院との明確な違いを打ち出すことが必要です。
技術的差別化
- 独自の施術法や専門分野
- 追加の資格や技術習得
サービス的差別化
- 営業時間、予約システム
- 院内環境や接客スタイル
ターゲット的差別化
- 特定の症状や年齢層への特化
- ライフスタイルに合わせた提案
差別化できる強みの見つけ方も参考にして、あなただけの強みを明確にしましょう。
原則5:価格戦略と収益性のバランス調整
月商50万達成には、戦略的な価格設定が不可欠です。
価格設定の基本計算
- 月の営業日数:22日
- 1日の施術人数:4-6人
- 必要な平均客単価:約5500円
この計算から逆算して、メニュー構成と価格を調整していきます。
ただし、価格競争に巻き込まれないよう、価値に見合った適正価格の設定が重要です。
各原則の具体的実践方法とテンプレート
3層メニュー構造の作り方と価格設定例
実際のメニュー構成例をご紹介します。
基本層メニュー例
- 初回体験施術:3500円(60分)
- 症状改善施術:4000円(45分)
標準層メニュー例
- 根本改善コース:6000円(60分)
- 美容鍼灸コース:6500円(70分)
高付加価値層メニュー例
- プレミアム全身調整:10000円(90分)
- 専門技術施術:12000円(90分)
単価アップにつながる施術メニューの組み合わせ提案テクニックでは、さらに詳しい価格戦略をご紹介しています。
症状別メニューカテゴリーの分け方
効果的なカテゴリー分けの例をお示しします。
働く女性向け
- デスクワーク疲労改善
- 美容と健康の両立
スポーツ愛好家向け
- パフォーマンス向上
- 怪我予防とケア
シニア世代向け
- 健康寿命延伸
- 痛みのない生活
症状名ではなく、ライフスタイルや目標に焦点を当てることで、患者さんにとって選びやすくなります。
継続プランの設計テクニック
リピート率向上のための継続プラン設計のポイントです。
回数券制度
- 5回券:通常価格の10%割引
- 10回券:通常価格の15%割引
月会員制度
- 月2回コース:月額10000円
- 月4回コース:月額18000円
定期メンテナンス
- 3ヶ月プラン:目標設定と達成
- 6ヶ月プラン:体質改善重視
継続利用の動機づけと、患者さんの経済的負担のバランスを考慮した設計が大切です。
より詳しいメニュー設計の実例やテンプレートは、AMG公式LINEで配信中です。
メニュー設計後の検証と改善サイクル
開業初期の売上データ分析方法
メニュー設計の効果を測定する指標をご紹介します。
追跡すべき数値
- メニュー別の選択率
- 平均客単価の推移
- リピート率の変化
- 月商の達成度
分析のポイント
- 人気メニューと不人気メニューの特定
- 価格帯別の患者反応
- 継続率の高いメニューの分析
データに基づいた改善により、より効果的なメニュー構成に調整できます。
患者フィードバックを活用した改善策
数値だけでなく、患者さんの声も重要な改善材料です。
フィードバック収集方法
- 施術後のアンケート
- 口頭での感想聞き取り
- 予約時の要望確認
改善への活用方法
- 要望の多い新メニュー開発
- 既存メニューの内容調整
- 価格設定の見直し
開業初年度に差をつけるブランドコンセプト構築のステップでも触れていますが、患者さんとの対話を通じて、より良いサービスを作り上げていくことが大切です。
AMG公式LINEでは、実際の改善事例や効果的なフィードバック収集方法も配信しています。
まとめ:自信を持って開業できるメニュー設計術
施術メニュー設計の5原則を実践することで、開業3ヶ月での月商50万達成が現実的な目標になります。
今回のポイントをおさらいします
- 3層メニュー構造で安定収益:異なる価格帯で様々なニーズに対応
- 症状レベル別アプローチ:患者の状況に応じた最適な提案
- 段階的プラン設計:体験から維持まで自然な継続利用
- 競合差別化の明確化:独自性のあるポジショニング
- 戦略的価格設定:収益性と患者満足度のバランス
メニュー設計は開業成功の土台となる重要な要素です。感覚に頼らず、体系的なアプローチで取り組むことで、競合との差別化と安定した収益の両立が可能になります。
まずは今回ご紹介した5原則を参考に、あなたの院に最適なメニュー構成を検討してみてください。患者さんにとって価値があり、あなたの技術と経営を支えるメニューを作り上げましょう!
鍼灸院を開業するためのステップバイステップガイドと合わせて、開業準備を進めていってくださいね。
鍼灸院経営の改善について詳しくはAMG公式LINEにご登録ください。
