【鍼灸院の集客】地域密着型イベント企画!季節の不調をテーマにした集客イベントの開催法

こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。「新規患者がなかなか増えない」「地域の人にもっと鍼灸を知ってもらいたい」とお悩みではありませんか?🤔
ホームページやSNSだけの集客に限界を感じている方も多いでしょう。そんな時こそ、地域の人と直接触れ合える健康イベントが力を発揮します!
このブログでは、季節の不調をテーマにした地域密着型イベントの企画・運営方法を解説します。この方法を実践すれば、地域での認知度アップと継続的な新規患者獲得を同時に実現できます。
地域イベント集客で失敗する鍼灸院の3つの共通点
一度きりのイベントで終わってしまう原因
多くの鍼灸院が陥りがちなのが、イベントを単発で終わらせてしまうことです。
「今度健康セミナーをやってみよう」と開催するものの、その後の継続性がない。参加者は「楽しかった」と感じても、次回の予定がなければ関係が途切れてしまいます。
成功する院は、年間を通じた季節ごとのイベントスケジュールを最初から組んでいます。秋は自律神経の乱れ対策、冬は冷え性改善といった具合に、参加者が「次はいつかな?」と期待できる仕組みを作っているんです。
参加者のニーズとイベント内容のミスマッチ
2つ目の失敗原因は、鍼灸師側の「伝えたいこと」と参加者の「知りたいこと」がズレてしまうことです。
専門的な経絡の説明に時間を使いすぎて、参加者が本当に知りたい「日常でできる簡単な対処法」に時間を割けない。地域の方々は、難しい理論よりも「明日から実践できる健康法」を求めています。
顧客心理を活用した施術メニューの作り方でも解説していますが、相手の立場に立った内容設計が重要です。
イベント後のフォローアップ不足による機会損失
3つ目の失敗は、イベント当日で関係が終わってしまうことです。せっかく興味を持ってくれた参加者に対して、その後のアプローチができていない院が本当に多いんです。
AMGメンバーの事例を元にした地域密着イベントの効果
AMGの鍼灸院では、季節をテーマにした健康イベントで素晴らしい成果を上げています。
年4回の季節イベントを定期開催し、1年間で50名以上の新規患者を獲得しました。秋の「自律神経の乱れ対策セミナー」では参加者28名中10名が継続患者になり、夏の「夏バテ予防体験会」では30名中12名が来院されました。
重要なのは、各イベントで異なる層にアプローチできたこと。秋は高齢者層、夏は主婦層、春は働き盛りの方といった具合に、地域全体との接点を広げられました。
継続的にイベントを開催することで、「あの鍼灸院の先生は地域のことを真剣に考えてくれる」という評価を得られ、コミュニティセンターの職員さんから直接紹介をいただくことも増えました。
地域一番の信頼を得るための口コミ獲得戦術でも触れていますが、地域密着の取り組みは長期的な信頼につながります。
季節の不調をテーマにした年間イベント企画の完全ガイド
秋のテーマ:気候変動による自律神経の乱れ対策セミナー
秋のイベントは9月下旬から10月上旬の開催がベストです。
プログラム例(60分構成)
- 挨拶とアイスブレイク(5分)
- 秋に多い体調不良の説明(15分)
- 自律神経を整えるツボ押し体験(25分)
- 質疑応答と個別相談(10分)
- 院の紹介と次回予告(5分)
参加者には「秋の養生シート」を配布し、家でも実践できる自律神経ケア方法をお持ち帰りいただきます。体験型プログラムでは、簡単な呼吸法の実演も行います。
その他の季節テーマ
- 春:花粉症と新生活疲れ対策セミナー(2月下旬開催)
- 夏:夏バテ・冷房病予防の体験会(6月中旬開催)
- 冬:冷え性・肩こり改善の実践講座(12月上旬開催)
差別化できる強みの見つけ方を参考に、他院との違いを明確にアピールしましょう。
イベント開催から継続患者獲得までの実践的運営術
会場確保と効果的な告知戦略
地域の公共施設との連携は、信頼性と低コストを両立できる最良の選択です。施設の窓口で「地域の健康増進への貢献」を前面に押し出し、営利目的ではなく「健康教育活動」として位置づけることがポイントです。
告知では複数の媒体を組み合わせます。地域の掲示板は信頼性が高く、回覧板は確実に各世帯に届きます。SNSを活用した新規患者獲得の効果的な発信タイミングも参考に、SNSでの告知も活用しましょう。
告知文のタイトルは「○○でお困りの方へ」から始めて、専門用語は避け、「痛み」「だるさ」「冷え」など誰にでも分かる言葉を使用します。
当日の運営術と信頼関係構築
イベントの最初の10分で参加者の心を掴むことが勝負です。温かい挨拶から始まり、実際に体を動かしたり、ツボを探したりする体験を盛り込みます。
専門知識を伝える際は、「気血の流れ」を「体を流れるエネルギーと血液の流れ」と言い換えるなど、平易な説明を心がけます。
院の紹介は「今日のような相談をいつでも受け付けております」という姿勢で伝え、押し売り感を避けます。初回来院からリピーターに変える接客術のコツでも詳しく解説していますが、相手の立場に立った説明が重要です。
参加者を継続患者に変えるフォローアップ
参加者には季節の養生シートやセルフケアツボ一覧を配布し、継続的な関係構築の材料とします。秋なら「自律神経を整える呼吸法」、冬なら「冷え性改善のツボ押し」といった内容です。
イベント参加者限定の特典では、金額より「初回カウンセリングを通常30分のところ60分かけて行います」といった時間をかけた丁寧な対応の方が価値を感じてもらえます。
フォローは3日後にお礼のメール、1週間後に体調確認、2週間後に次回イベントの案内を行います。LINE活用で予約率を倍増させる簡単テクニックでも解説していますが、LINEでのフォローも効果的です。
重要なのは、売り込みではなく「健康をサポートしたい」という姿勢を一貫して保つことです。
まとめ:地域に愛される鍼灸院になるための継続的イベント運営
地域密着型の健康イベントは、単なる集客手段ではありません。地域の健康を支える社会的な役割を果たしながら、長期的な信頼関係を築く重要な活動です。
成功のポイント
- 継続性を重視した年間計画を立てる
- 参加者のニーズに合わせた内容設計を行う
- 地域機関との良好な関係を築く
- 効果的な告知で適切な参加者を集める
- 戦略的なフォローアップで来院につなげる
最初は10名程度の参加者から始めて、徐々に規模を拡大していけば良いんです。重要なのは「地域の健康づくりに貢献したい」という真摯な気持ちを持ち続けることです。
明日からでも始められることがあります。まずは地域のコミュニティセンターに足を運んで、「地域の健康づくりに協力したい」と相談してみてください😊
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