【鍼灸院の経営】閑散期でも焦らない!予約が少ない月を乗り切るメンタル管理術

こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。
「今月、予約が全然入らない…」「このまま経営を続けられるのかな」と、閑散期になると不安で胸がギュッと締め付けられること、ありませんか?🤔
特に1人で経営していると、その焦りや孤独感は誰にも相談できず、どんどん膨らんでいきますよね。
実は、閑散期にメンタルが崩れてしまう経営者には共通したパターンがあるんです。
逆に言えば、そのパターンを知って対策すれば、閑散期を「成長のチャンス」に変えることができます。
このブログでは、予約が少ない月でも焦らず、むしろ次の繁忙期に向けて準備を進められるメンタル管理術をお伝えします。
読み終わる頃には、閑散期への向き合い方がガラッと変わっているはずです!
目次
- 閑散期にメンタルが崩れる3つの原因
- AMGメンバーの事例を元にした閑散期の乗り越え方
- 閑散期を味方にするメンタルシフト術
- 予約が少ない月にやるべき5つの行動
- まとめ:閑散期は「種まきの時期」と捉えよう
閑散期にメンタルが崩れる3つの原因
まずは、なぜ閑散期になるとメンタルが不安定になるのか、その原因を見ていきましょう。
原因を知ることで、対策が見えてきます。
売上=自分の価値と思い込んでしまう
これ、本当に多いパターンなんです。
売上が下がると「自分はダメな鍼灸師だ」と感じてしまう。
でも、ちょっと待ってください!
売上が下がるのは、季節的な要因や外部環境の影響も大きいんです。
あなたの技術力が急に下がったわけじゃありません。
売上と自分の価値を切り離して考えることが、メンタル安定の第一歩です。
他院と比較して落ち込むSNSの罠
SNSを開くと、他の鍼灸院の繁盛ぶりが目に入ってきますよね。
「あの院はいつも予約いっぱいなのに、うちは…」と比較して落ち込む。
でもね、SNSに投稿されるのは「良い部分」だけなんです。
誰だって閑散期はあります。
見えている部分だけで判断すると、無駄に焦ってしまいますよ😅
閑散期こそ、SNSとは少し距離を置くのも一つの手です。
1人経営ゆえの孤独と相談相手の不在
1人で経営していると、悩みを打ち明ける相手がいない。
家族には心配をかけたくない。
同業の友人もいない。
この孤独感が、不安をどんどん大きくしてしまうんです。
「自分だけがこんなに苦しんでいる」と思い込んでしまう。
でも実は、同じ悩みを抱えている鍼灸院経営者はたくさんいます。
1人経営でも燃え尽きない!持続可能な働き方とセルフケアの秘訣も参考にしてみてください。
AMGメンバーの事例を元にした閑散期の乗り越え方
ここからは、実際にAMGのメンバーがどのように閑散期を乗り越えたかをご紹介します。
予約ゼロの日を「準備日」に変えた事例
AMGのある鍼灸院では、以前は予約がない日があると落ち込んでいました。
「今日も売上ゼロか…」と、何もする気が起きなかったそうです。
しかし、考え方を変えてみました。
予約がない日を「準備日」と名付けたんです。
その日は、SNS用の写真撮影や投稿の下書きをまとめて作成。
院内の掃除や、新しいメニューの企画も進めました。
結果として、次の繁忙期には集客が1.3倍に!
閑散期の過ごし方が、繁忙期の成果を左右するという良い例ですね。
数字を見る頻度を変えただけで心が軽くなった事例
別のAMGメンバーは、毎日売上や予約状況をチェックしていました。
数字が気になって仕方がなかったんです。
でも、毎日見るたびに一喜一憂して、心が疲れてしまう。
そこで、売上チェックを週1回に変更しました。
たったこれだけで、日々の精神的な余裕が生まれたそうです。
心に余裕ができると、患者さんへの対応も自然と良くなる。
「心の余裕=経営の余裕」ということを実感したと話していました。
季節変動を乗り切る!閑散期の売上確保戦略とイベント企画法も併せてご覧ください。
AMG公式LINEでは、このブログでご紹介する内容以外にも、閑散期を上手に活用した事例を配信しています。
閑散期を味方にするメンタルシフト術
では、具体的にどうやってメンタルを整えればいいのか?
3つのシフト術をお伝えします。
「売上が下がる時期」ではなく「種まきの時期」
農業に例えると分かりやすいです。
春に種をまいて、夏に育てて、秋に収穫する。
冬は土を休ませて、次の春に備える準備期間。
鍼灸院経営も同じなんです。
閑散期は「収穫の時期」ではなく「種まきの時期」。
この時期にまいた種が、次の繁忙期に花を咲かせます。
そう考えると、閑散期も大切な時間に思えてきませんか?
「やらないことリスト」で心の負担を軽減
閑散期になると、焦っていろんなことを始めがち。
「SNSもっと更新しなきゃ」「新しいメニュー作らなきゃ」「チラシも配らなきゃ」
でも、あれこれ手を出すと逆効果になることが多いんです。
おすすめなのは「やらないことリスト」を作ること。
今は手を出さなくていいことを明確にするんです。
例えば、こんな感じです:
- 新規のSNS媒体には手を出さない
- 大規模なリニューアルはしない
- 値下げキャンペーンはしない
引き算の発想で、心の負担を軽くしましょう。
小さな成功体験を毎日積み重ねる
メンタルが落ちているときは、大きな目標を立てると逆効果。
達成できないと、さらに落ち込んでしまいます。
代わりに、5分で終わる小さなタスクを設定しましょう。
- 患者さん1人にお礼のLINEを送る
- 院内の棚を1つ整理する
- SNSに1投稿する
小さくても「できた!」という達成感が大切。
この積み重ねが、自己効力感を取り戻してくれます。
結果を出せないたった1つ理由も参考になりますよ。
予約が少ない月にやるべき5つの行動
メンタルを整えたら、次は具体的な行動です。
閑散期だからこそできる5つのことをご紹介します。
既存患者さんへのフォローアップ
繁忙期は忙しくて、なかなか既存患者さんへのフォローができません。
閑散期こそ、お礼状やLINEでの近況伺いを送るチャンスです!
特に、3ヶ月以上来院がない休眠患者さんへのアプローチは効果的。
「お元気ですか?」の一言が、再来院のきっかけになることも多いです。
休眠患者を呼び戻す!3ヶ月以上来院がない患者への再アプローチ術も参考にしてください。
SNSコンテンツの作り溜め
繁忙期になると、SNS投稿する時間がなくなりますよね。
閑散期に、投稿用のコンテンツを作り溜めしておきましょう。
写真撮影や動画編集をまとめて行うと効率的です。
ネタ出しと下書きをストックしておけば、繁忙期も安心😊
SNS投稿ネタ切れを解決!毎日投稿できるコンテンツ作成術も役立ちますよ。
院内環境の見直しと改善
普段できない細かい掃除や整理整頓をする絶好の機会。
患者さん目線で院内を見直してみてください。
「初めて来た患者さんはどう感じるかな?」と想像しながら歩いてみる。
小さな改善が、患者満足度に直結します。
初診患者の不安を解消する!院内環境チェックリスト15項目もぜひチェックしてみてください。
スキルアップの時間を確保
新しい技術や知識のインプットも、閑散期ならではの活動。
セミナーに参加したり、本を読んだり、動画で学んだり。
技術だけでなく、経営スキルの向上も大切な投資です。
この時期に学んだことが、次の繁忙期で活きてきます。
次の繁忙期に向けた施策の準備
繁忙期に向けて、今から準備を始めましょう。
キャンペーンの企画立案、チラシやPOPの作成、予約システムの見直しなど。
準備万端で繁忙期を迎えれば、最大限の成果を出せます。
閑散期の過ごし方が、1年の売上を左右すると言っても過言ではありません!
まとめ:閑散期は「種まきの時期」と捉えよう
いかがでしたか?
閑散期にメンタルが崩れる原因と、その対策をお伝えしてきました。
ポイントをまとめると:
閑散期にメンタルが崩れる3つの原因
- 売上=自分の価値と思い込んでしまう
- 他院と比較して落ち込むSNSの罠
- 1人経営ゆえの孤独と相談相手の不在
メンタルシフト術
- 閑散期は「種まきの時期」と捉え直す
- 「やらないことリスト」で心の負担を軽減
- 小さな成功体験を毎日積み重ねる
閑散期にやるべき5つの行動
- 既存患者さんへのフォローアップ
- SNSコンテンツの作り溜め
- 院内環境の見直しと改善
- スキルアップの時間を確保
- 次の繁忙期に向けた施策の準備
閑散期は、決して「悪い時期」ではありません。
考え方と行動を変えれば、むしろ「成長のチャンス」になります。
まずは明日から、一つだけ試してみてください。
小さな一歩が、大きな変化につながりますよ!
落ち込んでもOK!自分の人生を幸せに楽しく過ごしていくも、心が疲れたときに読んでみてくださいね。
そして、1人で悩まないでください。
同じ志を持つ仲間とつながることで、心は驚くほど軽くなります😊
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