【鍼灸院の経営】1人経営でも月5日は休める!予約枠を減らしても売上を維持する働き方設計術

こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。
「休みを取りたいけど、売上が下がるのが怖い…」そんな悩みを抱えていませんか?🤔
1人で鍼灸院を経営していると、予約が入れば入るほど嬉しい反面、気づけば週6日フル稼働。家族との時間も取れず、体はヘトヘト…なんてことも。
「このままじゃ続けられない」と思いつつも、予約枠を減らす勇気が出ない。その気持ち、すごくよく分かります。
でも実は、予約枠を減らしても売上を維持する方法があるんです!
このブログでは、1人経営の鍼灸院が月5日以上の休みを確保しながら売上をキープする「働き方設計術」をお伝えします。
読み終わる頃には、「よし、まずはここから始めよう!」と具体的な一歩が見えているはずです😊
目次
- 1人鍼灸院が休めない3つの本当の理由
- AMGメンバーの事例:予約枠を減らして売上が上がった理由
- 売上を維持しながら休みを増やす予約枠設計5ステップ
- 予約枠削減を成功させる患者さんへの伝え方
- まとめ:明日から始める「週1休み」の作り方
AMG公式LINEでは、このブログでご紹介する内容以外にも、働き方改善の実践例や成功事例を配信しています。
1人鍼灸院が休めない3つの本当の理由
「予約を断る=売上減」という思い込み
「空き枠があるのに断るなんてもったいない」
そう思っていませんか?
実はこれ、多くの1人鍼灸院経営者が陥る思い込みなんです。
冷静に過去の予約状況を振り返ってみてください。毎日すべての枠が埋まっていますか?
実際には「なんとなく開けているけど、あまり予約が入らない時間帯」が存在することが多いんです。
その時間帯を思い切って閉じても、売上への影響は意外と小さいもの。
大切なのは、感覚ではなくデータで判断することです。
単価設定が低すぎて数をこなすしかない状態
「たくさん施術しないと生活できない」
もしそう感じているなら、単価設定を見直すタイミングかもしれません。
例えば、1回5,000円の施術を1日6人行うと売上は30,000円。
でも1回7,500円にできれば、4人で同じ売上になります。
2人分の時間が空くんです!
「値上げしたら患者さんが来なくなるかも…」という不安は分かります。
でも、適切な価値提供ができていれば、単価を上げても患者さんは離れません。
施術時間を見直して回転率アップ!収益を最大化する時間管理法も参考にしてみてください。
休むことへの罪悪感と「頑張り癖」
鍼灸師って、真面目な方が多いんですよね。
「患者さんのために」という責任感が強いからこそ、休むことに罪悪感を感じてしまう。
でも、ちょっと考えてみてください。
疲れ切った状態で施術するのと、しっかり休んでベストコンディションで施術するの、どちらが患者さんのためになりますか?
休むことは「サボり」ではありません。
長く良い施術を続けるための「経営戦略」なんです!
AMGメンバーの事例:予約枠を減らして売上が上がった理由
週6日稼働から週4日稼働への転換
AMGのある鍼灸院では、週6日フル稼働から週4日稼働への転換に成功しました。
きっかけは「このままでは体が持たない」という切実な悩み。
最初は「売上が激減するのでは?」と不安だったそうです。
でも結果は、売上を維持したまま週2日の休みを確保!
なぜそんなことが可能だったのか?
ポイントは「予約枠削減」と「単価調整」を同時に行ったことでした。
施術単価アップ術!患者の「高い」を「価値がある」に変える価格提示法も参考になります。
「少ない枠=希少価値」というブランディング効果
面白いことに、予約枠を減らしたら「予約が取りにくい人気院」というイメージがついたそうです。
人は手に入りにくいものに価値を感じる生き物。
「いつでも予約できる院」より「予約を取るのが大変な院」の方が、なんだか良さそうに感じませんか?
さらに嬉しい副次効果として、キャンセル率も下がりました。
「せっかく取れた予約だから」という心理が働くんですね😊
売上を維持しながら休みを増やす予約枠設計5ステップ
ここからは具体的な実践方法をお伝えします!
ステップ1:過去3ヶ月の予約データを分析する
まずは現状把握から始めましょう。
過去3ヶ月分の予約データを見て、以下をチェックしてください:
- 曜日別の予約率はどうなっているか
- 時間帯別で予約が入りやすい/入りにくい時間は
- 売上が高い日と低い日の特徴は何か
エクセルやスプレッドシートで簡単にまとめるだけでOKです。
「なんとなく忙しい」を「データで見える化」することが第一歩!
ステップ2:売上の80%を生む「ゴールデンタイム」を見つける
ビジネスには「パレートの法則」というものがあります。
売上の80%は、全体の20%の要素から生まれる、という考え方です。
あなたの院にも「この曜日・この時間帯に予約が集中している」というパターンがあるはず。
それがあなたの院の「ゴールデンタイム」です。
開業1年目でも月商70万達成!予約枠設計と時間単価の最適化術でも詳しく解説しています。
ステップ3:削減する予約枠を決める
データ分析で見えてきた「貢献度の低い時間帯」から削減していきます。
いきなり大幅削減は危険なので、まずは週1日から!
おすすめは「一番予約が入りにくい曜日」を休みにすること。
「この日は絶対に予約を入れない」という強制休日を設定しましょう。
施術ベッド1台で月商60万円達成!1人鍼灸院の効率的な予約枠設計術も参考にしてください。
ステップ4:単価を見直して売上をカバーする
予約枠を減らす分、単価で補う計算をしましょう。
例えば月売上60万円で、週5日→週4日にする場合:
- 現状:月20日稼働で60万円=1日あたり3万円
- 変更後:月16日稼働で60万円=1日あたり3.75万円
1日あたり約25%の売上アップが必要になります。
これを「1回の単価アップ」や「回数券の見直し」で実現するんです。
コース料金設定術!単価を2倍にしても患者が納得する価格戦略が参考になります。
ステップ5:3ヶ月ごとに検証・調整する
一度決めたら終わりではありません。
3ヶ月ごとに以下をチェックしてください:
- 売上は維持できているか
- 患者さんの満足度は下がっていないか
- 自分の体調・精神状態は改善したか
状況に応じて枠の増減を柔軟に調整していくことが大切です。
AMG公式LINEでは、予約枠設計のテンプレートや具体的な計算シートも配信しています。
予約枠削減を成功させる患者さんへの伝え方
「予約枠を減らします」とそのまま伝えると、ネガティブな印象を与えかねません。
伝え方を工夫しましょう!
「質を高めるため」というポジティブな理由を伝える
「営業日を減らします」ではなく、こう伝えてみてください:
「より質の高い施術を提供するため、診療日を調整することにしました」
「一人ひとりの患者さんにもっと丁寧に向き合いたいので」
患者さんにとってのメリットを強調するのがポイントです。
施術単価6000円→9000円へ!患者が納得する値上げの伝え方3ステップも参考にしてください。
既存患者への優先予約枠で特別感を演出
予約枠が減ると「予約が取れなくなるかも」と不安に思う患者さんもいます。
そこで、既存患者さんには優先予約枠を設けましょう!
「いつもお越しいただいている方には、優先的にご予約いただけます」
LINE登録者限定で先行案内するのも効果的です。
特別扱いされると、患者さんの満足度は上がります😊
変更は段階的に、事前告知を丁寧に
突然の変更は混乱を招きます。
少なくとも1ヶ月前には告知を始めましょう。
院内掲示、LINE配信、施術後の声かけなど、複数の方法で伝えると安心です。
「ご質問があればいつでもお聞きください」という姿勢も大切ですね。
まとめ:明日から始める「週1休み」の作り方
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
最後に、明日から実践できるアクションをまとめます:
今日やること:
過去3ヶ月の予約データを振り返り、一番予約が少ない曜日を確認する
今週やること:
その曜日を「強制休日」として、来月から予約を入れないと決める
来月やること:
実際に週1日休みを取り、売上への影響を検証する
休むことは、決して「サボり」ではありません。
長く鍼灸院を続けていくための「経営戦略」です!
まずは週1日からでOK。小さな一歩が、大きな変化につながります。
3ヶ月後、「あの時始めてよかった」と思える自分を想像してみてください😊
1人経営でも燃え尽きない!持続可能な働き方とセルフケアの秘訣も併せてご覧ください。
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