【鍼灸院のリピート】LINEメッセージ配信で離脱率を半減!患者が通いたくなるフォローアップ設計法

こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。初回の施術は上手くいったのに、2回目の来院につながらず患者さんが離れていってしまう…そんなお悩みはありませんか?🤔
せっかく施術で良い結果が出ても、その後のフォローがなければ患者さんとの関係は途切れてしまいます。「次回予約を取るだけ」では、患者さんの心に残らないんです。
このブログでは、LINE公式アカウントを活用した体系的なフォローアップ設計法をお伝えします。適切なタイミングで、患者さんに寄り添ったメッセージを配信することで、離脱率を半減させ、自然なリピートにつなげることができます。
実際にAMGメンバーの中には、このシステムを導入して2回目来院率が30%から75%に改善した事例もあります。明日からすぐに実践できる具体的な方法を、一緒に学んでいきましょう!
目次
- 患者が離れていく3つの根本原因
- AMGメンバーの事例を元にしたLINEフォローアップの効果
- 離脱率を半減させるLINEフォローアップ設計の全体像
- 配信タイミング最適化の4ステップ
- 患者が「通いたくなる」メッセージ内容の作り方
- 自動化と個別対応のベストバランス術
- シーン別メッセージテンプレート実例集
- まとめ:明日から始めるLINEフォローアップシステム
患者が離れていく3つの根本原因
フォローアップ不足が生む「忘れられる」リスク
初回の施術が終わった後、患者さんは一時的には満足しています。でも、時間が経つにつれて、その満足感は薄れていくんです。
施術直後は「良くなった」と感じていても、日常生活に戻ると施術の記憶も薄れていきます。そして、あなたの鍼灸院のことも忘れられてしまう…。
特に、他の鍼灸院や整体院が積極的にフォローメッセージを送っていたら、患者さんはそちらに流れてしまう可能性があります。
「気にかけてもらえている」という実感がないと、患者さんとの心理的な距離はどんどん離れていくんです。
初回来院からリピーターに変える接客術でも解説していますが、施術後の関係構築が本当に重要なんです。
タイミングを逃した予約案内の失敗パターン
「次回はいつ頃がいいですか?」と施術後に聞いても、「また連絡します」と言われて終わってしまう経験、ありませんか?
これは、患者さんがその場で判断できないからなんです。
スケジュールが分からない、症状の変化を見てから決めたい、料金のことが気になる…。理由はさまざまですが、その場での予約を避けたくなる心理が働いています。
そして、時間が経つと「また今度でいいや」となり、結局来院しなくなってしまうんです。
適切なタイミングで改めて声をかけることで、この「また今度」を「今予約しよう」に変えることができます。
一方的な売り込みメッセージへの反発
LINEを始めたけど、「予約してください」「空きがあります」というメッセージばかり送っていませんか?
これは逆効果なんです。患者さんは「売り込まれている」と感じて、ブロックしてしまいます。
価値提供のないメッセージは、関係性を壊すだけです。患者さんが求めているのは「寄り添い」であって「売り込み」ではありません。
「この鍼灸院は私のことを本当に気にかけてくれている」と思ってもらえるメッセージを送ることが大切なんです。
AMGメンバーの事例を元にしたLINEフォローアップの効果
2回目来院率が30%から75%に改善した事例
AMGのある鍼灸院では、体系的なフォローアップシステムを導入する前、2回目来院率は30%程度でした。
初回は来てくれても、その後連絡が取れなくなってしまう患者さんがほとんどだったんです。
そこで、LINEを使った段階的なフォローアップを開始しました。施術後24時間以内のお礼、3日後のセルフケアアドバイス、7日後の自然な予約案内…。
この仕組みを導入したところ、2回目来院率が75%まで改善したんです!
患者さんからは「気にかけてもらえて嬉しい」「アドバイスが役立った」という声が多く寄せられるようになりました。
ブロック率3%以下を維持する配信設計の秘訣
LINEのブロック率が高いと、せっかくの配信が無駄になってしまいます。
AMGメンバーの成功事例では、ブロック率を3%以下に抑えながら効果的なフォローアップを実現しています。
その秘訣は、「価値提供型メッセージ」にあるんです。
予約案内だけでなく、セルフケアの方法や季節の健康情報など、患者さんにとって役立つ情報を定期的に配信しています。
配信頻度も重要です。多すぎず少なすぎず、週に1〜2回程度が理想的です。
患者さんが「このLINEは役に立つ」と感じてくれれば、ブロックされることはありません。
LINEでのフォローアップって、実際にどんなメッセージを送ればいいのか、配信頻度はどれくらいがベストなのか、一人で考えていると不安になりますよね😅
AMG公式LINEでは、鍼灸院の経営で成功した事例や失敗から学んだ教訓をもとに、LINEメッセージのテンプレートや配信設計の具体例など、すぐに実践できる情報を無料で配信しています。
離脱率を半減させるLINEフォローアップ設計の全体像
フォローアップシステムの3つの核心要素
効果的なフォローアップシステムには、3つの核心要素があります。
1. 配信タイミングの最適化
患者さんの施術サイクルに合わせて、適切なタイミングでメッセージを送ることが重要です。
2. メッセージ内容の価値提供設計
売り込みではなく、患者さんに役立つ情報を提供することで信頼関係を築きます。
3. 自動化と個別対応のバランス
すべてを手動で行うのは現実的ではありません。基本は自動化しつつ、必要な部分だけ個別対応するバランスが大切です。
この3つの要素を組み合わせることで、効率的でありながら温かみのあるフォローアップが実現できます。
リピート率を2倍にする施術後のフォローアップシステム構築法も参考にしてみてください。
患者の施術サイクルに合わせた設計思想
施術効果の持続期間は、症状や患者さんの状態によって異なります。
一般的に、鍼灸の効果は3日〜1週間程度持続すると言われています。
このサイクルに合わせてフォローアップを設計することで、患者さんに「ちょうどいいタイミング」でアプローチできるんです。
施術後すぐは体の変化を実感している時期なので、その感覚を言語化してあげるサポートが有効です。
3日後は効果が安定してくる時期なので、セルフケアで効果を長持ちさせる方法を伝えます。
7日後は次回施術のタイミングとして最適なので、自然な声かけで予約を促します。
14日後は関係性を維持するために、健康情報や院の近況を共有します。
患者さんの症状タイプ別にフォローアップをカスタマイズすることで、さらに効果が高まります。
配信タイミング最適化の4ステップ
ステップ1:施術後24時間以内のお礼と体調確認
施術後24時間以内のメッセージは、最も重要な初回接触です。
このタイミングでメッセージを送ることで、「この鍼灸院は私のことを気にかけてくれている」という印象を与えることができます。
メッセージのポイント:
- 来院への感謝を伝える
- 体調の変化を気遣う
- 何か気になることがあればいつでも連絡できることを伝える
文章は簡潔に、親しみやすい表現で書きましょう。長すぎるメッセージは読まれません。
このメッセージへの返信率は比較的高く、患者さんの状態を把握する良い機会にもなります。
施術後15分で実践できるLINEフォローアップ戦略も併せて確認してみてください。
ステップ2:施術後3日目のセルフケアアドバイス
施術後3日目は、効果を実感しつつも「この調子を維持したい」と思うタイミングです。
ここで価値提供型のメッセージを送ることで、患者さんとの信頼関係がグッと深まります。
メッセージのポイント:
- 施術効果を長持ちさせるセルフケア方法
- 簡単に実践できる具体的なアドバイス
- 必要に応じて動画やイラストのリンクを添付
「こんなに親切にしてくれるなんて」と患者さんに喜んでもらえる内容を心がけましょう。
このメッセージは、売り込み要素を一切入れないことが重要です。純粋に患者さんのためになる情報を提供します。
ステップ3:施術後7日目の次回来院促進
施術後7日目は、次回施術のベストタイミングです。
ここで自然な声かけをすることで、予約につなげることができます。
メッセージのポイント:
- 「症状の改善を定着させるには、このタイミングでの施術が効果的」という専門的な理由を添える
- プッシュ感を出さず、患者さんの都合を優先する表現
- 具体的な日時の候補を提示する
「予約してください」という直接的な表現ではなく、「ご都合の良い日時はありますか?」という柔らかい表現が効果的です。
このメッセージで予約が入らなくても、焦る必要はありません。関係性は維持できています。
ステップ4:施術後14日目の関係性維持
施術後14日目は、長期的な関係構築のためのメッセージを送ります。
予約案内ではなく、患者さんとの接点を持ち続けることが目的です。
メッセージのポイント:
- 季節に合わせた健康情報や豆知識
- 院の新しい取り組みや変更点のお知らせ
- 地域のイベント情報など、患者さんの生活に役立つ情報
このメッセージは、「また連絡してもいいんだ」という安心感を与えます。
定期的に接点を持つことで、患者さんの記憶に残り続けることができるんです。
患者が「通いたくなる」メッセージ内容の作り方
価値提供を第一に考えたメッセージ設計
メッセージ作成の基本原則は、「売り込み」ではなく「寄り添い」です。
患者さんが喜ぶ情報を提供することで、自然とリピートにつながります。
患者さんが喜ぶ情報の種類:
- 施術効果を高めるセルフケア情報
- 季節に合わせた健康アドバイス
- 患者さんの症状に関連する豆知識
- 簡単にできるストレッチや体操の方法
「この鍼灸院からのメッセージは役に立つ」と思ってもらえれば、ブロックされることはありません。
患者の心をつかむ魔法の会話テンプレートも参考になります。
患者の症状タイプ別メッセージのカスタマイズ
すべての患者さんに同じメッセージを送るのではなく、症状タイプ別にカスタマイズすると効果が高まります。
LINE公式アカウントのセグメント配信機能を使えば、これが簡単に実現できます。
症状タイプ別の配信例:
- 肩こり・首こりの患者さん:デスクワーク中にできるストレッチ
- 腰痛の患者さん:正しい姿勢や座り方のアドバイス
- 産後ケアの患者さん:育児中の体のケア方法
患者さんは「自分のことを分かってくれている」と感じ、より信頼関係が深まります。
読まれるメッセージの文章術
どんなに良い内容でも、読まれなければ意味がありません。
読まれるメッセージには、いくつかのコツがあります。
文章術のポイント:
- 一文を短くする(40文字以内)
- 結論から書く
- 専門用語は分かりやすく言い換える
- 適度に絵文字や改行を使う
- 親しみやすさと専門性のバランスを取る
メッセージは長すぎないことも重要です。スマホで読むことを前提に、スクロールなしで読める長さが理想的です。
自動化と個別対応のベストバランス術
LINE公式アカウント機能の効率的活用法
すべてのメッセージを手動で送るのは、時間的に無理があります。
LINE公式アカウントの自動配信機能を活用することで、効率的なフォローアップが可能になります。
活用すべき機能:
- ステップ配信:友だち追加後、自動で段階的にメッセージを送る
- セグメント配信:患者さんのタイプ別にメッセージを分ける
- リッチメニュー:よくある質問や予約ボタンを設置
これらの機能を組み合わせることで、1日15分程度の運用時間で質の高いフォローアップが実現できます。
LINE公式アカウント活用術!月10人の新規患者を自動で獲得する配信設定も確認してみてください。
個別対応が必要な場面の見極め方
自動化は便利ですが、すべてを自動化すると温かみがなくなってしまいます。
個別対応が必要な場面をしっかり見極めることが重要です。
個別対応すべきケース:
- 患者さんからの質問や相談
- 体調不良や症状の悪化の報告
- 予約の変更やキャンセルの連絡
- 感謝のメッセージや喜びの声
これらのメッセージには、できるだけ早く手動で返信しましょう。
自動返信で済ませてしまうと、「ちゃんと見てくれていない」と感じられてしまいます。
LINE活用で予約率を倍増させる簡単テクニックでも詳しく解説しています。
時間をかけずに質の高いフォローを実現する仕組み
効率化と質の両立は、仕組み作りで実現できます。
効率化の具体的方法:
- テンプレートを複数用意しておく
- 症状別、タイミング別にカスタマイズ
- 朝の15分をLINE対応の時間と決める
- スタッフがいる場合は役割分担する
テンプレートをベースにしながら、患者さんの名前や症状に合わせて微調整することで、効率的かつパーソナルなメッセージが送れます。
毎日のルーティンに組み込むことで、負担なく継続できるようになります。
シーン別メッセージテンプレート実例集
施術後24時間以内のお礼メッセージ
施術後24時間以内のメッセージは、患者さんとの関係構築の第一歩です。
基本テンプレート:
「〇〇さん、本日はご来院ありがとうございました!施術後のお身体の状態はいかがでしょうか?もし気になることがあれば、いつでもご連絡くださいね😊」
症状別アレンジ例(肩こり):
「〇〇さん、本日はありがとうございました!肩の動きは楽になりましたか?施術後は血行が良くなっているので、今日はゆっくり休んでくださいね。何かあればいつでもご連絡ください😊」
患者さんの名前を入れること、症状に合わせた内容にすることで、パーソナル感が増します。
次回予約率75%を達成する配信タイミングと文例も参考にしてください。
施術後3日目のセルフケアアドバイス
3日目は、価値提供型メッセージで信頼関係を深めます。
セルフケアメッセージ例:
「〇〇さん、施術後のお身体はいかがですか?施術の効果を長持ちさせるために、簡単にできるセルフケアをお伝えしますね。【具体的なセルフケア方法】寝る前に5分やるだけで効果がありますよ!」
動画やイラストを活用する場合:
「〇〇さん、肩こり改善のストレッチ動画をお送りします。1日3分、お風呂上がりにやってみてください→【動画リンク】」
視覚的な情報は、文章だけよりも実践されやすくなります。
施術後7日目の予約促進メッセージ
7日目は、自然な声かけで次回予約を促します。
予約促進メッセージ例:
「〇〇さん、前回の施術から1週間が経ちましたね。症状の改善を定着させるには、このタイミングでの施術が効果的です。今週か来週で、ご都合の良い日時はありますか?」
選択肢を提示する方法:
「〇〇さん、次回の施術はいかがでしょうか?今週は火曜の15時、木曜の10時、土曜の14時が空いています。ご都合の良い時間帯があれば教えてください😊」
具体的な選択肢を提示することで、返信のハードルが下がります。
離脱を防ぐメッセージテンプレート5選も併せてチェックしてみてください。
施術後14日目の関係維持メッセージ
14日目は、予約を促すのではなく、関係性を維持することが目的です。
季節の健康情報例:
「〇〇さん、こんにちは!最近急に寒くなってきましたね。この時期は体が冷えて肩こりや腰痛が悪化しやすいです。温かい飲み物で内側から温めることを意識してみてくださいね☕」
院の近況報告例:
「〇〇さん、こんにちは!当院に新しいメニューが加わりました。産後ケア専門の施術コースです。もしご興味があればお気軽にお問い合わせください😊」
売り込み感を出さず、軽い情報共有として伝えることがポイントです。
まとめ:明日から始めるLINEフォローアップシステム
LINEを使ったフォローアップシステムは、患者さんの離脱を防ぎ、リピート率を大幅に向上させる強力な仕組みです。
今日お伝えした内容を振り返ってみましょう。
重要なポイント:
- 施術後のフォロー不足が患者離脱の最大の原因
- 配信タイミングは患者の施術サイクルに合わせる(24時間、3日、7日、14日)
- メッセージ内容は「売り込み」ではなく「価値提供」
- 自動化と個別対応のバランスが効率化の鍵
- テンプレートをベースに症状別カスタマイズ
明日から実践できる具体的なアクションステップはこちらです。
今日から始める3ステップ:
- LINE公式アカウントを開設(まだの方)
- 施術後24時間以内のお礼メッセージテンプレートを作成
- 次の患者さんから実際にメッセージを送ってみる
最初は完璧を目指さなくて大丈夫です。まずは1つのメッセージから始めて、徐々に仕組みを整えていきましょう。
実践してみて、患者さんの反応を見ながら改善していくPDCAサイクルが大切です。
フォローアップシステムは、一度構築すれば長期的に機能する資産になります。患者さんとの信頼関係が深まり、自然なリピートが生まれる仕組みを、あなたの鍼灸院にも作ってみてください!
一人で悩まず、成功している鍼灸院のノウハウを参考にしながら、あなたらしいフォローアップシステムを構築していきましょう😊
鍼灸院経営の改善について詳しくはAMG公式LINEにご登録ください



