【鍼灸院のリピート】施術前の「待ち時間」を味方にする!患者の期待値を高める院内演出テクニック

メイン画像: 鍼灸院の待合室で五感を意識した院内演出によりリラックスする患者のイメージ

こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。

「待合室、なんだか殺風景だな…」「患者さんが手持ち無沙汰そうにしてる…」

そんなふうに感じたこと、ありませんか?🤔

実は、施術前の「待ち時間」って、ただの空白時間じゃないんです。

この数分間をどう過ごしてもらうかで、患者さんの期待値や満足度が大きく変わります。

つまり、リピート率にも直結するということ!

このブログでは、お金をかけずに今日から実践できる「院内演出テクニック」をお伝えします。

五感を活用した具体的な方法を知れば、待ち時間が「また来たい」と思わせる武器に変わりますよ😊

目次

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待ち時間がリピート率を左右する3つの理由

第一印象は待合室で決まる

患者さんが院に入って最初に目にするのは、施術室ではありません。

待合室なんです。

施術者の技術を体験する前に、院の雰囲気で「信頼できそうか」を判断しています。

清潔感があるか、整理整頓されているか、温かみを感じるか。

これらすべてが、患者さんの安心感につながります。

心理学では「初頭効果」と呼ばれる現象があります。

最初の印象がその後の評価に大きく影響するというものです。

つまり、待合室の印象が良ければ、施術への期待値も自然と高まるんですね!

緊張したままの施術は効果が半減する

初めて来院される患者さんは、緊張していることがほとんどです。

「どんな先生かな」「痛くないかな」「本当に効果あるのかな」

こんな不安を抱えたまま施術ベッドに横たわっています。

ここで重要なのが、鍼灸師ならではの視点です。

緊張状態では交感神経が優位になり、筋肉が硬くなります。

この状態では、せっかくの施術効果が出にくくなってしまうんです。

待ち時間でリラックスしてもらうことは、施術効果を高めるためにも欠かせません。

AMGメンバーの事例:待合室改善でリピート率が1.4倍に

AMGのある鍼灸院では、待合室の改善に取り組みました。

やったことはシンプルです。

アロマディフューザーを置き、観葉植物を追加。

そして、患者さんの声をファイリングして待合室に置きました。

「特別なことは何もしていないんです」と院長は言います。

でも、3ヶ月後にはリピート率が1.4倍に向上したんです。

待ち時間の過ごし方を変えるだけで、これだけの効果が出る。

これは、見逃せないポイントですよね!

五感で患者の心をつかむ院内演出術

視覚:目に入る情報をコントロールする

待合室で患者さんの目に入るもの、意識していますか?

壁に貼るものは厳選しましょう。

おすすめは以下の3つです。

  • ビフォーアフター写真(許可を得たもの)
  • 患者さんからの感謝の声
  • 手書きの「本日のおすすめ施術」ボード

手書きのボードは親しみやすさを演出できます。

「今日は肩こりに効くツボを重点的に施術します!」など、一言添えるだけでOK。

観葉植物や間接照明も効果的です。

緑があると人は自然とリラックスします。

雑誌を置くなら、健康系やライフスタイル系に厳選しましょう。

週刊誌やゴシップ誌は避けた方が無難です。

院内ポップで集客力アップ!患者の目を引く作成テクニックも参考にしてみてください。

聴覚:BGMと静けさの黄金バランス

無音の待合室って、実は緊張を生みやすいんです。

時計の針の音や、外の車の音が気になってしまいます。

適度なBGMがあると、リラックス効果が高まります。

おすすめは以下のような音楽です。

  • 自然音(川のせせらぎ、鳥のさえずりなど)
  • ゆったりしたインストゥルメンタル
  • クラシックのピアノ曲

音量は「会話の邪魔にならない程度」がベストです。

また、スタッフ同士の私語が患者さんに聞こえないよう配慮も大切。

雑談が聞こえると、一気に信頼感が下がってしまいます。

嗅覚:香りで第一印象を決める

香りは記憶と強く結びついています。

「あの院、いい香りがしたな」という印象は、再来院のきっかけになります。

アロマディフューザーを使って、落ち着く香りを演出しましょう。

おすすめの香りはこちらです。

  • ラベンダー(リラックス効果)
  • ヒノキ(清潔感と落ち着き)
  • オレンジ(明るく温かい印象)

ポイントは「ほのかに香る程度」にすること。

強すぎる香りは逆効果です。

また、消臭対策も忘れずに。

施術着や院内の清潔感は、香りからも伝わります。

コストは月に数百円程度で実現できますよ!

触覚と味覚:さりげない気遣いが差を生む

待合椅子の座り心地、確認したことはありますか?

硬すぎる椅子は、待っているだけで疲れてしまいます。

クッションを追加するだけでも印象は変わります。

ひざ掛けを用意しておくのもおすすめです。

「ご自由にお使いください」と一言添えておきましょう。

この「気遣い」が、患者さんの心に響きます。

季節に合わせた室温調整も重要です。

夏は涼しく、冬は暖かく。当たり前のことですが、意外とできていない院も多いです。

さらに、ちょっとしたおもてなしも効果的。

ハーブティーや白湯を提供するだけで、印象がグッと上がります。

コストは1杯数十円程度。

飴やのど飴を置いておくだけでも「気が利く院だな」と思ってもらえますよ。

施術後の「また来たい」を引き出す!5分でできる感動体験の演出テクニックも併せてチェックしてみてください。

待ち時間を「期待値向上タイム」に変える仕掛け

施術効果を事前に伝えるリーフレット活用法

待ち時間を「ただ待つ時間」から「期待が高まる時間」に変えましょう。

そのために有効なのが、施術の流れを説明するリーフレットです。

「今日はこんな施術を行います」
「施術後はこんな変化が期待できます」

このように事前に伝えておくと、患者さんの理解度が上がります。

理解度が上がると、満足度も上がるんです。

A4用紙1枚でOK。

難しい専門用語は使わず、イラストを交えて分かりやすく作りましょう。

施術説明の「見える化」!患者の納得と信頼を得るビジュアル活用法も参考になります。

患者さんの声・改善事例の見せ方

「自分と同じ悩みの人が良くなっている」

この情報は、患者さんにとって大きな安心材料になります。

手書きの感想カードをファイリングして、待合室に置いておきましょう。

ポイントは「リアルさ」です。

きれいに印刷されたものより、手書きの方が信頼感があります。

写真付きの改善事例があると、さらに説得力がアップ。

「この院なら自分も良くなれるかも」という期待感を持ってもらえます。

地域一番の信頼を得るための口コミ獲得戦術もぜひ読んでみてください。

「この先生なら大丈夫」と思わせる掲示物の工夫

患者さんは「どんな先生なのか」を知りたがっています。

院長のプロフィールや想いを伝えるコーナーを作りましょう。

「なぜ鍼灸師になったのか」
「どんな患者さんを助けたいのか」

このような想いを伝えることで、信頼感が生まれます。

資格証や修了証の掲示も効果的です。

専門性をさりげなくアピールできます。

ただし、ズラッと並べすぎると逆効果。

厳選して、見やすく配置しましょう。

ホームページ記載必須!説得力を高める実績掲載のコツも参考にしてみてください。

低コストで始める院内演出改善5ステップ

ステップ1:患者目線で待合室をチェックする

まずは自分が患者として、待合室に座ってみてください。

入口から席に座るまで、何が目に入りますか?

座った状態で見える景色は?

スマホで写真を撮って、客観的に見直すのもおすすめです。

「あれ、こんなに雑然としてたっけ?」と気づくことがあるはずです。

ステップ2:改善ポイントを3つに絞る

一度にすべてを変えようとしないでください。

気になる点を紙に書き出して、優先順位をつけましょう。

そして、まずは3つに絞って着手します。

「視覚」「嗅覚」「触覚」など、五感の中から選ぶと取り組みやすいです。

ステップ3:100均・ホームセンターで揃えられるものから着手

高いものを買う必要はありません。

観葉植物、アロマディフューザー、クッション。

これらは100均やホームセンターで揃います。

まずは低コストで試してみて、効果があれば投資する。

このスタンスでOKです!

ステップ4:患者さんの反応を観察する

変更後は、患者さんの様子をさりげなく観察しましょう。

「待合室、落ち着きますね」
「いい香りがしますね」

こんな声があれば成功です!

反応が薄ければ、別のアプローチを試してみてください。

ステップ5:効果があったものを定着させる

うまくいった施策は継続しましょう。

季節ごとに香りを変えたり、掲示物を更新したり。

飽きさせない工夫も大切です。

月に1回は患者目線でチェックする習慣をつけると良いですね。

初診患者の不安を解消する!院内環境チェックリスト15項目も活用してみてください。

まとめ:待ち時間を味方にして「また来たい」を引き出そう

いかがでしたか?

待ち時間は「空白の時間」ではありません。

患者さんの期待値を高め、リラックスしてもらう大切な時間です。

今回お伝えしたポイントをおさらいしましょう。

待ち時間がリピート率に影響する理由

  • 第一印象は待合室で決まる
  • リラックス状態が施術効果を高める
  • 小さな改善でも大きな効果が出る

五感を活用した院内演出

  • 視覚:掲示物を厳選し、観葉植物で温かみを
  • 聴覚:適度なBGMでリラックス空間を
  • 嗅覚:ほのかな香りで印象アップ
  • 触覚・味覚:さりげない気遣いで差をつける

期待値を高める仕掛け

  • 施術の流れを伝えるリーフレット
  • 患者さんの声・改善事例の掲示
  • 院長のプロフィールや想いを伝える

低コストで始める5ステップ

  1. 患者目線でチェック
  2. 改善ポイントを3つに絞る
  3. 100均・ホームセンターで揃える
  4. 患者さんの反応を観察
  5. 効果があったものを定着させる

まずは今日、待合室に座って周りを見渡してみてください。

きっと改善できるポイントが見つかるはずです😊

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