【鍼灸院のリピート】施術前の1分が勝負!患者の不安を解消するウェルカムトークの作り方

こんにちは!鍼灸院の経営塾‐AMG‐代表の宮崎圭太です。
「ベッドに案内した後、何を話せばいいかわからない…」
「初診の患者さんが緊張しているのに、うまくほぐせない…」
そんなお悩み、ありませんか?🤔
実は、施術の腕がいいのにリピートされない鍼灸院には共通点があります。
それは「施術前の1分間」を軽視していること。
患者さんは施術台に横になった瞬間が一番緊張しているんです。
この1分間の声かけ次第で、施術の満足度もリピート率も大きく変わります。
このブログでは、患者さんの不安を解消する「ウェルカムトーク」の作り方をお伝えします。
明日からすぐに使えるフレーズ集もご紹介しますね!
目次
- 施術前の1分間を軽視するとリピート率が下がる3つの理由
- AMGメンバーの事例を元にしたウェルカムトークの効果
- 患者の不安を解消するウェルカムトーク3ステップ
- 明日から使えるウェルカムトークのフレーズ集
- やってしまいがちなNG対応と改善ポイント
- ウェルカムトークを定着させる仕組みづくり
- まとめ:施術前の1分が患者との信頼を築く
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施術前の1分間を軽視するとリピート率が下がる3つの理由
患者は施術台で最も緊張している
初めての鍼灸院、初めての施術台。
患者さんにとっては未知の体験です。
「痛くないかな」「どんなことをされるんだろう」
こんな不安を抱えながら、ベッドに横になっています。
特に鍼が初めての方は、想像だけで緊張が高まっているんです。
この心理状態を理解することが、リピート率向上のスタートラインですよ!
緊張状態では施術効果も半減する
緊張すると、筋肉がこわばります。
実はこれ、鍼の効果にも影響するんです。
リラックスした状態で受けるのと、緊張したままでは体感が全然違います。
せっかくの技術も、患者さんが緊張していては効果が伝わりにくい。
「あまり効かなかった」という印象につながってしまいます😢
技術だけでなく、患者さんの状態を整えることも施術の一部なんですね。
第一印象が「また来たい」を左右する
人は最初と最後の印象を強く記憶します。
これは心理学で「初頭効果」「親近効果」と呼ばれています。
施術前の対応が良ければ、施術全体の評価も上がる。
逆に最初に不安を感じると、その後の施術も疑いの目で見られてしまいます。
リピート率は「技術」だけでなく「体験全体」で決まるんです。
初回来院からリピーターに変える接客術のコツ5ステップも参考にしてみてください。
施術後の「また来たい」を引き出す!5分でできる感動体験の演出テクニックでは、施術後の対応についても解説しています。
AMGメンバーの事例を元にしたウェルカムトークの効果
声かけを変えただけでリピート率が1.5倍に
AMGのある鍼灸院では、施術前の声かけを体系化しました。
それまでは「では始めますね」の一言だけだったそうです。
ウェルカムトーク3ステップを導入後、初診→2回目のリピート率が向上!
特に変えたのは「施術内容の予告」と「許可取り」でした。
たった1分の声かけを変えただけで、こんなに変わるんですね😊
初診患者の「緊張が解けた」という声が増えた理由
「最初に説明してもらえて安心しました」
こんな口コミが増えたそうです。
患者アンケートでも「リラックスできた」の回答が増加。
声かけひとつで、患者さんの体験価値が変わることを実感されたとのこと。
技術を活かすためにも、最初の1分が重要だと気づかれたそうです。
患者の不安を解消するウェルカムトーク3ステップ
では、具体的なウェルカムトークの方法をお伝えしますね!
施術中の声かけで満足度アップ!患者との信頼関係構築法と合わせて実践すると効果的です。
ステップ1:安心の声かけ(共感と受容)
最初の20秒は、患者さんの緊張を認めて受け止めます。
使えるフレーズ例:
- 「今日はお越しいただきありがとうございます」
- 「初めてだと緊張しますよね」
- 「ドキドキしますよね、大丈夫ですよ」
共感の言葉で「この先生はわかってくれる」と感じてもらえます。
笑顔とゆっくりした口調も大切ですよ!
ステップ2:施術の予告(心の準備をさせる)
次の20秒で、今日何をするかを簡潔に伝えます。
使えるフレーズ例:
- 「今日は肩と首を中心に施術していきますね」
- 「鍼を数本使いますが、痛みがあれば言ってくださいね」
- 「まずは軽いところから始めていきます」
何が起こるかわかると、人は安心するものです。
専門用語は避けて、患者さんがイメージできる言葉を選びましょう。
ステップ3:許可取りと確認(主導権を渡す)
最後の20秒で、患者さんに主導権を渡します。
使えるフレーズ例:
- 「では始めてもよろしいですか?」
- 「何か気になることはありますか?」
- 「途中でも遠慮なく声をかけてくださいね」
患者さんに選択権を渡すことで、対等な関係を築けます。
「自分でコントロールできる」という感覚が安心感につながるんです。
カウンセリング満足度を高める5つの質問技法も参考になりますよ!
明日から使えるウェルカムトークのフレーズ集
具体的なフレーズをまとめました。
自分の言葉にアレンジして使ってくださいね😊
施術後の声かけ革命!患者の心をつかむ魔法の会話テンプレート7選も合わせてチェック!
初診患者向けフレーズ5選
- 「今日はお越しいただきありがとうございます。鍼は初めてですか?」
- 「初めてだとドキドキしますよね。大丈夫ですよ😊」
- 「何か不安なことがあれば、遠慮なく聞いてくださいね」
- 「今日は〇〇を中心に、ゆっくり施術していきますね」
- 「途中で痛みや違和感があれば、すぐに教えてください」
再診患者向けフレーズ3選
- 「前回から調子はいかがでしたか?」
- 「今日気になるところはありますか?」
- 「前回よりも〇〇を重点的にやっていきましょうか」
施術ベッドでの会話術!患者の悩みを深掘りして継続率70%を達成する質問フレーズ集も参考になります。
緊張が強い患者向けフレーズ3選
- 「力を抜いて大丈夫ですよ。深呼吸しましょうか」
- 「最初は軽いところから始めますね」
- 「いつでも止められますから、安心してくださいね」
緊張が強い方には、特にゆっくりとした口調を心がけましょう!
やってしまいがちなNG対応と改善ポイント
ついやってしまいがちなNG対応もお伝えしますね。
心当たりがあったら、明日から改善してみてください!
無言で施術を始めてしまう
患者さんは「え、もう始まるの?」と驚きます。
心の準備ができていないと、体もこわばってしまいます。
改善ポイント:
必ず「始めますね」の前に予告と許可取りを入れましょう。
専門用語だらけの長い説明
「経絡の流れが滞っているので…」
こう言われても、患者さんは理解できません😅
長すぎる説明は、逆に不安を増やしてしまいます。
改善ポイント:
患者さんがイメージできる言葉で、30秒以内にまとめましょう。
「大丈夫ですか?」の連発が逆効果になる理由
心配して何度も聞きたくなる気持ち、わかります。
でも「大丈夫ですか?」を連発すると…
「大丈夫じゃないのかな?」と逆に不安になるんです。
改善ポイント:
最初に一度だけ確認し、あとは自信を持って施術しましょう。
ウェルカムトークを定着させる仕組みづくり
せっかく学んでも、実践しなければ意味がありません。
定着させるための仕組みをお伝えします!
自分だけのトークスクリプトを作る
フレーズ集を参考に、自分の言葉でスクリプト化しましょう。
3ステップの流れに沿って、自分らしい言い回しを決めます。
紙に書いて、見える場所に貼っておくのがおすすめ!
最初は意識的に。慣れれば自然にできるようになりますよ。
毎日の振り返りで改善を続ける
1日の終わりに振り返りをしましょう。
「今日のウェルカムトークはどうだったか?」
患者さんの反応が良かったフレーズ、イマイチだったフレーズをメモ。
少しずつブラッシュアップしていくことが大切です。
完璧を目指さず、毎日1%の改善を意識してくださいね😊
まとめ:施術前の1分が患者との信頼を築く
いかがでしたか?
施術前の1分間は、患者さんが最も緊張している時間です。
この1分をおろそかにすると、技術があってもリピートされにくい。
逆に言えば、この1分を大切にするだけでリピート率は変わります!
今日のポイントをおさらい:
- 患者さんは施術台で最も緊張している
- ウェルカムトーク3ステップを実践する(安心→予告→許可取り)
- 明日から使えるフレーズを自分の言葉にアレンジ
- NG対応を避け、患者さん目線で声かけする
- 毎日の振り返りで少しずつ改善を続ける
まずは明日、1人の患者さんに試してみてください。
きっと反応の違いを感じられるはずです!
2回目来院率90%達成!初回施術後に必ず伝えるべき3つの魔法フレーズも合わせて実践すると、さらに効果的ですよ。
施術前の1分が変われば、あなたの鍼灸院のリピート率も変わります。
一緒に頑張りましょう!💪
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